【2021年版】社員の9割が中途社員!Dellの気になる年収を徹底解説!
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【2021年版】社員の9割が中途社員!Dellの気になる年収を徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、グローバルIT企業の中でも最大級の規模を誇るDELLの子会社であるデル・テクノロジーズの平均年収やデル・テクノロジーズの評判などを解説していきます。

DELLってどんな会社?

DELLは世界最大級のテクノロジー企業で、全世界で16万人以上の従業員を雇用するグルーバルカンパニーです。DELLはコンピューター・テクノロジー領域で数多く製品やサービスが世界No.1シェアを誇っています。

また、フォーチュン500に選ばれている会社の98%にサービスを提供しています。

日本には、DELLの子会社であるデル・テクノロジーズ株式会社があり、ITインフラ機器の製造販売から、ITサービスの提供に至るまで幅広く事業を展開しています。

DELLの事業内容

デル・テクノロジーズの公式ホームページをみると、DELLが幅広いITソリューションを提供していることが分かります。

DELLでは、ノートパソコン、デスクトップパソコン、モニターといったPCやPC周辺機器を取り扱っています。

また、人工知能やデータ分析に関するインフラストラクチャーソリューション、テレワーク導入支援や強固かつ作業時間の短いセキュリティ対策支援などの働き方改革を実現するソリューション、業種別ソリューションなど幅広いソリューションを提供しています。

DELLはITトランスフォーメーションを促進する製品やサービス、ソリューションを包括的に提供しているのが特徴です。

DELLの労働環境

DELLの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

DELLの社風

オープンワークの口コミによると、

外資系の中でもとりわけドライで、風通しはいいと思います。派閥や官僚的なところもなく、非常にオープンで、上役の人とでも何も遠慮することなく話すことができます。一方で、大企業とは思えないほど様々な仕組みは整っておらず、部署ごとにそれぞれ自立したベンチャーのような「自分たちでなんとかする」という文化です。
日本法人は9割以上が中途入社のため、各個人のバックボーンやキャラクターが重要視される。ダイバーシティ、女性活躍を会長のマイケルデルの旗振りもあり強く意識しているため、人と違うことに関しては非常に寛容だと感じる。
上から理不尽な要求などがあった記憶はない。困ったことがあった際は相談に乗ってくれたし、気合いだの根性だの言うような方はいなかった。実力や人望がある人達が上に立っていたので安心して仕事に取り組むことができた。
DELLとEMCの合併の余波がまだ落ち着かず、オペレーション体制がカオスな状況です。また、旧DELLやEMCとの間に見えない壁を感じることも多々あり、お互いどこか別会社のような扱いをしています。
部署によってばらつきはあるとは思うが、外資企業の割にはとても日本的な企業だった。上司の根回しや機嫌取りが必要になることもあったため外資っぽさはなかった。
声を上げた人が仕事を手に入れる社風。逆に手を上げなければ仕事が回ってこない。自分の意見がない人にはおすすめできないかも。

世界的なPCメーカなので知名度も高く購入者への徹底したサポートを提供しようとする文化は根強くある。

などの意見が寄せられていました。

デル・テクノロジーズは外資系の企業ということもあり、成長意欲の高い社員が多いです。デルは成果主義であるため、営業職の場合は日々目標達成に向けた進捗チェックや改善アクションなどが与えられます。スピード感も早く、期限期日には厳格です。

一方で、風通しはよく、入社年次に関わらず声を上げれば仕事は手に入り、納得性のある意見を出せれば取り入れてもらえます。

また、CSR活動などの社会貢献活動への意識が高く、社員も何かしらの活動に参加することを推奨しています。ただ、一部の社員にとってはこれが業務の妨げになることもあるようです。

DELLの働きがい

オープンワークの口コミによると

ダイバーシティを大事にしているため、同僚のバックボーンが十人十色なので非常に刺激的な毎日を送れる。
勉強する素材はたくさんあります。eラーニングは英語の勉強にもなります。勉強会もオンラインで大変多く開催されおり、やる気になれば学べる機会はいくらでもあります。
世界一のインフラベンダーであり、取扱製品のポートフォリオの豊富さと新製品開発の投資を行っているので常に新しい技術に触れることができる。
外資系ということもあり、とにかくスピード感が早いので、新しい技術提案が次々とできるのは楽しい。また協調性がある人が集まっている印象で、人間関係のストレスがなく働けるのはとても良い。
裁量が多い。幅広く社内外問わず知識を持つ必要があり、小さいな案件から大きな案件を担当する。案件を決め、実績を作れば作るほど、インセンティブに反映されるため、それが働きがいに繋がることはある。
正直、給与面以外には働きがいを感じない。インサイドセールスもフロントに立つ場合があるが、大規模案件は基本的にアカウントエグゼクティブのハンドリングとなり、営業アシスタントのような役割になる。
お金に働きがいを見出す場合は、インセンティブがあるので成績によって給料が大きく跳ね上がることもあり、働きがいがあると捉えられるかと思う。事業内容に関しては、正直ハードウェアの営業ということもあり、商談が価格勝負にもちこまれることがほとんどのため、あまりやりがいというのは感じないかもしれない。

などの意見が寄せられていました。

DELLは、成果主義であるためインセンティブによって給料が変化することにやりがいを感じる人は多いようです。結果を出していれば裁量があり自由に仕事をができることや、成績上位者に与えられる海外旅行やギフト券などがモチベーションになる人もいるようです。

また、主体的に学ぶ人にとっては成長する環境が整っているため、成長できることに働きがいを感じる社員もいます。DELLは最新のテクノロジーや幅広い製品があるため、学ぶことは多分にあります。

一方で、大型案件は管理職や立場の高い人がリードすることがあることや、一つ一つの案件にじっくり向き合わず淡々と仕事をする必要があることに不満を持つ社員が一定数いるようです。

DELLの平均年収はどのくらい?

DELLは有価証券報告書を公開していないため、オープンワークに寄せられている情報を参考に平均年収を算出します。

2021年8月時点でのオープンワークの口コミ(回答者数:205人)によると、平均年収は約896万円(年収範囲は300万~3550万円)でした。

DODAによるとIT・通信業界の平均年収が444万円あるため、DELLは業界平均と比較して約2倍と非常に高い給与水準であると言えます。

これは、DELLが成果主義で成果を上げた分の給料が支払われることが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳498万円309万円~804万円
30歳649万円402万円~1047万円
35歳770万円477万円~1243万円
40歳886万円549万円~1430万円
45歳1036万円642万円~1673万円
50歳1268万円785万円~2046万円
55歳1642万円1017万円~2650万円

DELLは、30代前半から1000万円を目指せる環境です。また、50代になると2000万円を稼ぐ人もいるため、実力がある人はかなり高水準の年収が期待できます。

ただ、年収範囲の広さからお分かりいただけるように、同年代でもかなり年収に差があるため、努力次第な側面が非常に強いです。

職種別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません

職種平均年収想定年収範囲
営業929万円300万円~2500万円
テクニカルサポート492万円300万円~1000万円
エンジニア・SE909万円400万円~1250万円
サポート665万円350万円~1200万円
マーケティング1301万円800万円~2500万円

DELLの職種別年収では、マーケティング、営業という順で年収が高いことが分かりました。営業については、年収範囲からお分かりいただける通り、社員によって年収のばらつきが大きいです。成果主義で売上に応じてインセンティブが支払われる制度のため、このようなバラつきが生まれています。

一方で、テクニカルサポートの平均年収は上記の職種の中では最も低いです。

競合との平均年収比較

DELLと同じ外資系IT業界である、グーグル、日本マイクロソフト、セールスフォース、日本オラクル、アマゾンジャパン、ブルームバーグ、アップルジャパンと平均年収を比較してみました。

日本オラクルは2020年度の有価証券報告書を参考に、グーグル、日本マイクロソフト、セールスフォース、アマゾンジャパン、ブルームバーグ、アップルジャパンはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
グーグル1543万円 ※54名の口コミ回答者の平均値
日本マイクロソフト1297万円 ※128名の口コミ回答者の平均値
セールスフォース1239万円 ※124名の口コミ回答者の平均値
日本オラクル1073万円
アマゾンジャパン1022万円 ※268名の口コミ回答者の平均値
DELL896万円 ※205名の口コミ回答者の平均値
ブルームバーグ845万円 ※33名の口コミ回答者の平均値
アップルジャパン598万円 ※75名の口コミ回答者の平均値

DELLは今回比較した8つの企業の中では6番目に高い平均年収であることが分かりました。

とはいえ日系企業と比較するとDELLの平均年収は高水準です。これは、成長業界であるIT業界に属し、ITサービスを展開していることが理由だと考えられます。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

DELLは年俸制(提示される年俸はベース給与6or7、インセンティブ3or4で構成されています)を導入しているため、年一回支給されるボーナスの金額はあまり高くはないです。

ただ、インセンティブの割合が高く目標に対して100%達成で契約年俸の約4割分が支給されます。100%を超えると加速度的にインセンティブの割合が増えるようで、大型の案件を受注するとインセンティブは大きく跳ね上がります。

DELLの評価制度は大きく2つあります。上司による評価と他部門からの360°フィードバックです。ただ、上司による評価によってほぼ決定されるため、360°フィードバックは形骸化しています。

また、業績評価だけでなくプロセス評価があるため、上司の好き嫌いや上司との関係性による恣意的な評価があることは否めません。

とはいえ、成果を上げて結果を出している人は正当に評価されることが多いようです。

DELL社員による年収・給与制度への口コミ

DELLの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

クォーターごとに課せられる目標予算を達成するとインセンティブが支給される。このインセンティブは目標達成率に応じて変化し、達成率が100%→110%→120%→130%と大幅達成すると支給額が増幅するため、上昇志向があり、バリバリ働く方であればかなりの金額支給される。
年に一度昇給があります。グレードを一つ上げるのは大変ですが真面目に取り組んでいれば基本給はベースアップが見込めるでしょう。
完全員成果主義なので、結果を出している人はその分多く給料をもらえている。結果を出していないとインセンティブ分に影響が出るので給料も下がる。結果を出している人は正当に評価されている印象がある。

ネガティブな口コミ

昇給昇格に関しては、明確な基準はなく、特に昇格に関してはマネージャーのパワーバランスによるものが大きく、運だよりである。
売上次第で給料が変動するが、実力よりも運次第な部分が大きい。担当するアカウント次第では何もしなくても勝手に目標達成する可能性もある。ベースは業界水準では低い。インセンティブがなければ下流派遣エンジニアの平均年収を下回ると思う。
上司の好き嫌いで昇格や昇給がある。達成していなくても昇格することもあるので達成しているからといって昇格するということではない。
外資系の大小様々なメーカ―と比較するとやや低い方に位置する。インセンティブに関しても、大幅に達成しても青天井で支払われずその時々で制限される。

DELLは、ベース給与の変動があまりなく昇給が期待できないという口コミが多く散見されました。そのため、最初の交渉で高い金額を設定できるかが肝のようです。

ただ、基本的には実力主義の社会なので、成果を残した際のインセンティブ支給額が大きく、ベース給与は気にしない社員もいるようです。

DELLで働くメリットとは?

DELLで働く3つのメリットについてご紹介します。

中途入社社員が9割を占めている

DELLの社員の9割が中途入社の社員だと言われています。そのため、多様なバックグラウンドを持った社員が多く、DELLにはそれを受け入れる土壌があります。

中途入社の社員が多いため、自身のキャリアの参考になる先輩や上司が見つかるかもしれません。

また、中途社員が多いことで、日々刺激のある環境で働くことができるのもDELLの特徴です。実際に、刺激のある職場にやりがいを感じる社員も一定数いるようです。

DELLはダイバーシティを促進しているため、女性社員も数多く活躍しています。

実力主義でインセンティブが大きい

DELLは、外資系企業ということもあり、年齢性別問わずに実力主義の側面が強いです。営業職では数字に対するプレッシャーは大きいですが、目標を達成したときの対価も同時に大きいです。インセンティブをモチベーションに働く社員も数多くいます。実際に、インセンティブで高級外車が買えるほどもらう社員もいるようです。

また、実力を付けるだけの環境も整っています。自ら学ぶ人には学ぶ機会が取り揃えられているほか、風通しがよいため上役の人から意見を求めることもできます。

成果を出せば裁量もあたえられるため、自由に仕事をすることができますし、声を上げれば仕事を獲得することもできるのがDELLの特徴です。

IT業界のリーディングカンパニーで働ける

DELLは世界でも有数のITインフラベンダー企業で、業界でもトップクラスのシェアを誇ります。そのため、世界でも高いブランド力のあるDELLで働くことにやりがいを感じる社員もいます。

また、ITインフラベンダーのリーディングカンパニーということもあり、サービスや製品も幅広いため多様なソリューションが提案できる点も魅力の一つです。

DELLで働く前に知っておくとよいこととは?

DELLで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

組織や制度の変化が激しい

スピード感のある外資系企業であるDELLでは、組織体制の変化や制度の改編が頻繫に行われます。最近では、EMCとの合併により組織が急激に大きくなりました。そのため、制度面が整っていなかったりオペレーションが乱れていたりなど、内部がとてもカオスな状況です。

そんな変化が激しい環境が好きな人は問題ないのですが、安定して穏やかに仕事をしたい人にとっては働きにくい環境かもしれません。

ベース給与はあまり上がらない

DELLでは、中途入社の社員のベース給与があまり上がらないようです。これは、上司による評価が恣意的な側面があり、昇給昇格に上司の影響が非常に大きいのが理由です。そのため、上司との関係構築が昇給昇格の肝になることは押さえておく必要があります。

DELLに向いている人は?

DELLに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 実力主義社会で働きたい人
  2. 主体的に学ぶ意欲のある人
  3. 自ら意見を発信できる人
  4. 外資系企業に転職をしたい人
  5. IT業界で更なる力を磨きたい人
  6. バリバリ働いて稼ぎたい人
  7. 成長意欲が高い人
  8. 変化の激しいスピード感ある環境に対応できる人

DELLに転職するには?

DELLへの転職は簡単ではありません。その理由は、DELLが転職市場で非常に人気が高いからです。

DELLへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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