役員全員が年収1億円!?三菱電機の気になる年収について徹底解説!
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役員全員が年収1億円!?三菱電機の気になる年収について徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、三菱グループの中核企業の一つでグローバルでも活躍する三菱電機の平均年収や三菱電機の評判などを解説していきます。

三菱電機ってどんな会社?

三菱電機は連結売上高約4.2兆円、従業員約14万人を誇り、日本を代表する大手電機メーカーです。三菱電機日系グルーバルカンパニーとして、世界40カ国に海外展開しており連結売上高のうち海外の売上高は40%程を占めています。

また、三菱電機は2021年が創立100周年という記念の年です。三菱電機のアニュアルレポート2021によると、この100周年を契機に「企業理念」、「私たちの価値観」、「コミットメント」を改定しているようです。

三菱電機の部門

三菱電機のコーポレートサイトによると、三菱電機は主に以下6つの部門に大別されます。

事業部門内容取扱製品例
重電システム部門鉄道ライフサイクルマネジメントソリューション(LMS)、ネットワークカメラ・システム、電力ICTソリューションパッケージ BLEnDer®など合計で9つの主要事業を展開。タービン発電機、大型映像表示装置、エレベーター
産業メカトロニクス部門シーケンサ、ACサーボ、数値制御装置(CNC)、カーナビゲーションシステムなど合計で9つの主要事業を展開。プログラマブルコントローラ、数値制御装置、カーマルチメディア機器
家庭電器部門空調冷熱事業、住宅用設備、家電製品、照明器具・ランプ、家電リサイクルの合計5つの主要事業を展開液晶テレビ、ルームエアコン、冷蔵庫
情報通信システム部門ネットワークセキュリティーサービス、衛星観測ソリューション、密着イメージセンサー(CIS)など合計で6つの主要事業を展開無線通信機器、人工衛星、ネットワークセキュリティーシステム
電子デバイスパワー半導体モジュール、光通信用光デバイス、GaN高周波デバイスなど合計で6つの主要事業を展開パワーモジュール、高周波素子、光素子、液晶表示装置
その他資材調達、物流、不動産、広告宣伝、金融などのサービスを展開

三菱電機は、法人個人問わず幅広く製品やサービスを提供しています。

三菱電機の労働環境

三菱電機の労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

三菱電機の社風

オープンワークの口コミによると、

年功序列、間接部門の立場が強い、昇進は上が空くのを待つしかない、といった日本のよくある大企業の文化は根強く残っており、組織体制的にも改革は困難だろう。ただし、仕事の出来不出来にかかわらず、人間的な部分で問題視されない限りは安定した雇用が継続されるだろう。
保守的で書面文化。部門をまたぐ要請は上長の押印文書がないと動けない。逆に一度受理をした場合、責任が発生するので確実にフィードバックを得ることができた点が良かった。
業務の半分近くは社内向けの資料作成や根回し業務に従事している。また、業務効率化の推進が遅くなっている事業部もあり、現在もハンコ文化が根強く残っている。
上司に対しても比較的フランクなコミュニケーションが行われている。ただ、少し同僚圧力は高いかもしれない。事業本部を越えた移動が少なく、それぞれの組織に固有の文化風土がある。
基本的にいい意味でも悪い意味でも保守的であると感じる。一方で、比較的若手までの世代で古い慣習を変えていこうという考えが広がってきており、自浄作用が働きつつあるのを感じている。
古くからの大企業特有の体質。トップダウンで仕事が進む文化が根強い。担当レベルから提言する機会もあるが、結局のところ若手の意見が積極的に取り入れられるといった実感はほとんどない。

などの意見が寄せられていました。

三菱電機は、旧態依然とした大企業の文化を色濃く引き継いでいるようです。年功序列に縦割り主義、保守的などの口コミが多く散見されました。

三菱電機では、事業部を越えた異動が行われることが非常にまれであるため、事業部ごとに文化が全く異なります。

そのほか、三菱電機の意思決定プロセスは非常に時間がかかると言われています。それと付随して社内調整業務が多く、業務の半分ほどを社内調整業務に費やしているという社員も少なくありません。スピード感を重視する人にとってはむずがゆい感覚に陥ることは否めません。

一方で、働く人は良い人が多いようです。残業を強制する人はおらず穏やかな人が多いです。また、教育に関しては手厚いサポートをしてくれるようです。

三菱電機の働きがい

オープンワークの口コミによると

入社2年目から多くの業務を任せてもらえるため、新しい仕事にチャレンジする、業務範囲が広がるなどに対して働きがいを感じる。
自分が関わったものが全国に展開され、売上として成果が目に見える形で出てくるのは大きな働きがいでした。ニュースで取り上げられたりといったことがあると普段感じにくかった社会へのインパクトを実感しました。
自身のやりたいことと会社の方針が合致している場合は、裁量を持たせてくれる。開発費も潤沢にあるため、予算の都合で妥協せざるを得ないこともない。ただ、製品のスケール上、何年も同じプロジェクトに従事することになるため、マンネリからモチベーションを失っている人もいる。
社会基盤を支える製品に携わることができるので、責任感を持って仕事に取り組むことができるが、技術的な仕事はほとんど関係会社に委託しており、管理業務が中心なので技術を極めたい人が働くには物足りないと思う。
どの事業部においても、世界トップレベルのシェアがあり、携われる業務の規模はとても大きいです。社会情勢とのつながりも大きな業界のため、自分の業務が社会の動きと連動しているという面白味は感じます。
若手からいくら一生懸命働いても、仕事のしていない年上社員の方が待遇が良く、上手くモチベーションにつなげられない社員が多くいた。また、他部署に異動することはあまりなく、その道のプロフェッショナルになりたい人は良いが、そうでない人は物足りないキャリアになってしまう可能性がある。

などの意見がありました。

三菱電機は、社会インフラを支える製品を数多く取り揃えていることもあり、自身の仕事の影響力が大きいことに働きがいを感じる社員は多くいます。

また、大企業ということもあり業務の規模が大きいため、責任感のある仕事を若手のうちから経験することができます。

とはいえ、どんなに成果を残しても先輩と比較すると給与面での優遇がないため、年功序列の空気感にモチベーションを奪われてしまう社員も一定数いるようです。

安定して仕事をしたい人にとっては、三菱電機は良い環境ですが、バリバリ働いていろいろなことに挑戦して成長したい人にとっては、物足りない環境かもしれません。

三菱電機の平均年収はどのくらい?

2020年度の有価証券報告書によると、三菱電機の平均年収は約796万円であることが分かりました。

年収ランキングによると電気機器メーカーの平均年収が665万円あるため、三菱電機は業界平均よりも高い給与水準であると言えます。

また、三菱電機の平均年齢は40.7歳で平均勤続年数は16.6年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるため三菱電機は平均よりも長いことがわかります。

これは、三菱電機が企業としての安定性が高く、年功序列気質により長く勤めることで給与アップに繋がるためだと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳461万円364万円~583万円
30歳616万円487万円~780万円
35歳753万円595万円~953万円
40歳830万円656万円~1050万円
45歳850万円672万円~1075万円
50歳872万円689万円~1104万円
55歳1013万円800万円~1282万円

三菱電機は、年功序列の文化があるため成果を残しても大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上っていきます。40歳になると年収1000万円を稼ぐ人もいるようで、50代になると平均年収が1000万円近くになります。

口コミによると、課長職で1000万円、部長職で1500万円を超えて来るようです。そして、役員クラスでは年収1億円以上だそうです。

三菱電機で年収を大幅アップするためには、課長や部長など中間管理職などの役職に就くことか不可欠です。

職種別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
営業633万円300万円~1376万円
設計662万円350万円~1200万円
技術671万円350万円~1350万円
エンジニア・SE752万円300万円~3400万円
開発728万円375万円~1200万円
管理728万円380万円~1100万円
事務655万円320万円~1500万円
研究開発699万円450万円~1000万円
経理699万円350万円~940万円
生産技術670万円400万円~950万円

三菱電機の職種別年収では、エンジニア・SEが最も高い年収であることが分かりました。とはいえ、三菱電機のどの職種も600万円代~700万円代であるため、職種間における平均年収の差はあまり大きくありません、

競合との平均年収比較

三菱電機の競合である、日立製作所、東芝、富士通、NEC、パナソニック、シャープ平均年収を比較してみました。

各企業とも2020年度の有価証券報告書を参考に平均年収を記載しています。

企業名平均年収
日立製作所890万円
東芝867万円
富士通865万円
NEC829万円
三菱電機796万円
パナソニック744万円
シャープ743万円

今回比較した7つの企業の中で1番年収が高いのは日立製作所で、三菱電機は5番目に年収が高いことがわかりました。

DODAの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較すると三菱電機の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

三菱電機の給与やボーナスについては、入社年数による標準報酬・標準賞与という表通りに支払われます。

三菱電機のボーナスは業績が悪くても約5ヶ月~約6ヶ月分支給されます。

また、事業本部ごとの評価制度があるため、評価の良い事業本部ではプラスαのボーナスも期待できるようです。

評価制度に関しては、上司との面談で成果目標を決定し年度末に自己評価と上司による評価が行われます。ただし、基本的には勤続年数と共に年収が変化するため、この評価で差がつくことはほとんどありません。

三菱電機中途入社社員による年収・給与制度への口コミ

三菱電機の現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

給与は同じ業種の他の企業に比べたら、多い方ではないかと思います。福利厚生が恵まれているので、給与以外の手当ては手厚いほうだと思います。住宅を買うときにも補助を受けることができ、とても助かりました。
基本的には年功序列で上がっていく。給料は十分にもらっていると感じている人が多いらしく、不満の声が上がることは少ない。
世の中が不景気でも順調に昇給しています。転職するために他社の求人などを見て改めて気づかされましたが、三菱電機の給与面での待遇はとてもいいです。自分の能力以上にお金をもらえていると思います。

30歳くらいで600万円は超えると思う。MSという役職に30歳半ばで付ければ700万以上は堅い。課長以上の給与はメーカーの中では間違いなくトップクラス。

給与体制は若いうちは目立っていいとは言えないが、昇進をすると一気に同世代の中でも高い年収になっていくと思う。古くからの文化からか、年齢が上がれば昇進試験は受けられるため、誰にでも昇給のチャンスはある。

ネガティブな口コミ

年功序列。どんなに頑張って成果を出しても給与テーブルは1つしか上がらない。逆にある程度上がったベテランで仕事をしていなくてもテーブルは下がらないとかんがえられるため、中堅のモチベーションは上がらない。
勤続10年目前後で昇進試験的なものがあり、合格すれば年収は跳ね上がる。ただし、若手のうちは残業代がつくため、だらだらと残業をしてきた人は昇格初年度に年収が下がる。
半年に一回上長との面談の機会があるが、正当な評価をされているかは不明。普通に働いていれば悪い評価はされないが、頑張ってもいい評価がされにくいように感じる。職場には仕事をやらないシニア層が1~2人は必ずおり、それに対する配慮のためか全員に対して康平にするために良い評価も悪い評価もあまりしないイメージ。
良くも悪くも評価は横並びで大差は出ないと感じた。仕事をしてもしなくても大差が出ないため、意欲の低い働き方には向いているが、意欲高く働くには評価に差が出ないため、向いていないと感じた。
給与は年功序列であり、働いた分が正当に評価されているかは不明。正直なところ、上司の好き嫌いで査定が決まる側面があるように思う。

三菱電機で働くメリットとは?

三菱電機で働くメリット3つのメリットについてご紹介します。

圧倒的な安定性

三菱電機は日本国内だけでなく海外にも事業基盤があり、安定した収入が確保されています。伝統的な日本の大手企業であるからこそ、堅実な成長を目指して経営がおこなわれているため、大きく財政基盤がくずれる可能性は低いと考えられます。

充実した福利厚生

三菱電機は、非常に充実した福利厚生が用意されています。旅行やレジャーなどの費用補助がでる他、30歳・40歳・50歳で撮れる特別休暇や、59歳になると社員とその配偶者に海外旅行をプレゼントする福利厚生もあります。

その他、住宅手当が5万円、扶養手当が配偶者で9000円、子供は一人当たり14000円もらえるようです。

年功序列の組織体系

三菱電機は良くも悪くも年功序列の気質が色濃く残っています。ですので、長年勤めることで年収を着実に上げることが可能です。また、ポストが空き、役職者に昇格すると年収が一気に上がる点も魅力の一つです。

ただし、年功序列であるので実力で年収アップをしたい人や役職を獲得したい人にはあまり向いていないかもしれません。

三菱電機で働く前に知っておくとよいこととは?

三菱電機で働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

個人の成果は重視されない

三菱電機はあくまでチームや組織で成果を残すことに重きを置いている会社です。実際、三菱電機のコーポレートサイトによると、「チームプレーができる人」を求めていることが分かります。個人でどれだけ成果を上げても大きく昇進昇級しないので、バリバリ成果を出して出世したい人には向かないかもしれません。

一気に出世することはない

前述の通り、三菱電機は年功序列です。ですので、勤続年数が長い人が多くの給与をもらい、役職にも就くことになります。もしかしたら自分よりも仕事ができない人が上司になることもあるかもしれません。

また、役職者になれなかった場合、年収の上り幅もあまり大きくはないため、長年勤めても給与が大きく変化しない可能性もあります。

三菱電機に向いている人は?

三菱電機に向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. チームプレーが得意な人、チームで成果を出したい人
  2. 着実に年収を上げたい人
  3. 転職後長く勤めたいと考えている人
  4. 仕事もプライベートも充実させたい人
  5. 安定した変化の少ない業務ができる環境で働きたい人
  6. スピード感や成長よりも安定を優先している人

三菱電機に転職するには?

三菱電機への転職は簡単ではありません。その理由は、三菱電機が非常に人気企業である点、即戦力になりうるかどうかを見ている点が挙げられます。

三菱電機への転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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