平均年収629万円!気になるヤフーの年収について徹底解説!
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平均年収629万円!気になるヤフーの年収について徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、日本人の多くの人が一度は使ったことのある検索サイト「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフーの平均年収やヤフーの評判などを解説していきます。

ヤフーってどんな会社?

ヤフーは、売上高約1.2兆円、連結従業員数は約22500人を誇り(Zホールディングスの有価証券報告書を参考)、Zホールディングスを親会社に、ソフトバンクグループを最終親会社とする事業会社です。

ヤフーは1996年の設立以来、日本国内初の商用検索サイト「Yahoo!JAPAN」を中心に幅広いサービスを展開しています。

ヤフーの事業内容

Zホールディングスの有価証券報告書によると、Zホールディングスの親会社であるソフトバンクグループは持株会社投資事業、ファンド事業、ソフトバンク事業、アーム事業など幅広く事業を手掛けています。

その中でZホールディングスグループは、ソフトバンク事業に属しており、ヤフーはコマース事業とメディア事業を展開しているようです。

具体的なサービス例としては、以下のサービスが挙げられます。ここに記載したサービスは一部になりますので、ヤフーのサービスを全て確認したい方はヤフーのサービス一覧をご覧ください。

サービス内容内容
趣味・エンターテインメント領域LINE MUSIC、テレビ番組表一覧、映画情報、Yahoo!モバゲーなど
ニュース・マガジンYahoo!ニュース、TRILL、CREATORSなど
ショッピング・グルメYahoo!ショッピング、PayPayモール、ヤフオク!、ZOZOTOWN、一休.comレストランなど
地図、交通Yahoo!路線情報、Yahoo!地図、Yahoo!道路交通情報
支払い、ファイナンスYahoo!ファイナンス、Yahoo!カード、Yahoo!ウォレット、Tポイントなど
旅行・チケットYahoo!トラベル、一休.com、Yahoo!チケットなど
検索・ユーティリティYahoo!、Yahoo!知恵袋、Yahoo!カレンダー、Yahoo!プレミアムなど
ライフスタイルYahoo!天気・災害、Yahoo!不動産、Yahoo!パートナーなど
求人・ビジネスYahoo!しごとカタログ、スタンバイ、Yahoo!クラウドソーシングなど
通信・ネットワークY!mobile、Yahoo!BBなど
エンジニアリング地図・地域情報API、Yahoo!ウェブホスティングなど

ヤフーの労働環境

ヤフーの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

ヤフーの社風

オープンワークの口コミによると、

横のつながりも多く、営業、エンジニア、バックオフィスの方など、いろんな職種の方との交流があります。また、上司への意見もいいやすい雰囲気があるので、風通しが良い会社だと思います。
様々なサービスを提供し、いろんなことをしようとしているが、自分たちで新しい何かを作るという傾向は少ないと感じています。基本的には外部でうまくいったサービスを取り込むということが企業としての文化かなと思います。
愛社精神が強い、あるいは取り組んでいる事業にこだわりを持っていて意欲的に働いている人が非常に多い。そのうえで残業時間などはしっかりと管理されており、無理な働き方はさせないように気を配っているため、非常に働きやすい会社であると感じた。
全体的に柔らかい雰囲気の人が多いです。上昇志向がすごい強い人は比較的少ないので全体的に協力的な傾向となります。組織変動は比較的起こりますが部署移動は人によります。
割とトップダウンで案件が下りてくるので、現場メンバーからのボトムアップで何かを進めていくような風土はあまりないです。組織も割ところころ変わるので、都度目新しさを求める人にとっては良いかもしれませんが、それによってあまりよくない思いをされた方がいるのも事実です。
法令遵守であり、有休消化もしやすい。フロアーが違うと別会社のようでほぼ知っている人がいないほど多くの人が働いており、また多様性を認め合う文化である。

などの意見が寄せられていました。

ヤフーは、大企業ということもあり、コンプライアンスには厳しいです。残業を強制することは少なく、有給休暇を取りやすいです。

とはいえ、トップダウンで案件が舞い降りてきた際には、残業覚悟で仕事をする必要があるため、残業をする日と残業をしない日の差が激しいようです。

また、経営陣は男性が多く女性の役職者はごくごく少数のようです。これに対して枠を設けて女性を入れるようなことはしないと社長自らが公言しています。

そのほか、ベンチャー気質な部分が残っているため、部署によっては風通しがよく手を挙げればやりたいことをやらせてくれる部署もあるようです。

社内の人間関係について悩む人は少ないようで、穏やかな社員が多く、体育会系のがつがつした人は少ない印象を持つ社員が多いようです。

ヤフーの働きがい

オープンワークの口コミによると

会社の風通しがよく、常に自分の意見に耳を傾けてもらえます。自分が関わった案件が日本中の多くの人に使っていただける喜びを味わえるのはこの会社ならではです。
業務範囲が厳密に決まっているわけではない部分もあり、上長と相談しながらチャレンジしたいと思える所にどんどん手を広げられる。いい意味でまだまだ整っていない部分も多くあり、完成・固定化されたものではなく、変化させていくことへの挑戦ができる。
チーム制でやるのでみんなで達成できたときの達成感は何事にも変え難い出来事になります。個人としての成長も必要ですが周りとの協調性も大切にしながら働くことによってコミュニケーションの大切さを改めて知ることができます。
ビジネス、技術系含めトップダウン案件が多く自分たちで何かを作っているという意識にはなりにくいです。また、時期によっては長時間労働になりがちで働きがいがあるとは言いにくいかなと思います。
ごくまれにいらっしゃる一部の能力が高い人と働けることによる働きがいはすごい高いと思います。通常の業務・一般社員の方とかは非常に官僚的なので成長できているかは若干疑問が残ります。
自身が携わりたい業務でない場合、働きがいは持ちにくい。大手ないし企業のため、すでに社内で業務内容の体制等は整っており、基本的にはそれに乗っ取った業務を遂行することが多い。

などの意見が寄せられていました。

ヤフーでは、挑戦することに対して寛容な文化があります。そのため、自ら挑戦する人には仕事が与えられ、やりたいことができるので働きがいがある業務に取り組むことが可能です。

また、ヤフーのサービスは社会的影響力が多く、自分の関わった案件が日本中で利用されることに嬉しさややりがいを感じる社員も一定数いるようです。

一方で、サービスに関わる人が多すぎて自分のやりがいを見出せない人や、自分のやりたい仕事ではないことに従事しているためモチベーションを保つのが難しいといった人も一定数居ることには留意が必要です。

ヤフーの平均年収はどのくらい?

ヤフーは有価証券報告書を公表していないので、オープンワークの情報を参考に平均年収を算出します。オープンワークによるとヤフーの平均年収は約629万円であることが分かりました。

DODAによるとIT・通信業界の平均年収が444万円であるため、ヤフーは業界平均と比較して約1.5倍と非常に高い給与水準であると言えます。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳499万円377万円~661万円
30歳600万円453万円~795万円
35歳688万円519万円~911万円
40歳746万円563万円~988万円
45歳786万円594万円~1042万円

ヤフーは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がるようです。35歳になると年収1000万円近くを稼ぐ人が出始め、40歳を超えると1000万円を稼ぐ人が出始めます。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
エンジニア・SE609万円400万円~1100万円
営業593万円320万円~1200万円
企画659万円400万円~910万円
デザイナー571万円400万円~800万円
マーケティング624万円500万円~850万円
管理594万円360万円~850万円
開発724万円520万円~1200万円
技術636万円444万円~900万円

ヤフーの職種別年収では、開発職、企画職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、デザイナー職は職種別年収では最も低いようです。

とはいえ、ヤフーでは職種による平均年収の差はあまり大きくなく、多くの職種が500万円代~600万円代となっています。

競合との平均年収比較

ヤフーと同じIT業界である、アマゾンジャパン、リクルート、エムスリー、DeNA、メルカリ、クックパッド、楽天、サイバーエージェント、エス・エム・エスと平均年収を比較してみました。

リクルート、エムスリー、DeNA、メルカリ、クックパッド、楽天、サイバーエージェント、エス・エム・エスは2020年度の有価証券報告書を参考に、アマゾンジャパンはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
アマゾンジャパン1022万円 ※268名の口コミ回答者の平均値
リクルート950万円
エムスリー870万円
DeNA821万円
メルカリ820万円
クックパッド771万円
楽天745万円
サイバーエージェント733万円
ヤフー629万円 ※343名の口コミ回答者の平均値
エス・エム・エス530万円

ヤフーは今回比較した10の企業の中では9番目に高い平均年収であることが分かりました。

とはいえ、DODAの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとヤフーを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

ヤフーのボーナス年に2回、合計約5か月分支給されます。また、業績に応じて一時金やPayPayポイントの付与等も支給されるようです。

ヤフーでは、年に2回昇給のチャンスが訪れるようです。評価制度としては、目標に対する成果をマネージャー陣による協議で総合評価するため、定量的な側面と定性的な側面の両面が評価されるようです。

年功序列の要素は少ないとはいえ、部署や上司によっては昇給昇格のハードルが非常に高く、不満がある社員も一定数いるようです。

ヤフー社員による年収・給与制度への口コミ

ヤフーの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

成果を出せば評価される。年に2回昇給機会があり、評価されていればどんどん昇給する。ランクにもよるが、1段階の昇給で年収20~30万円ずつあがるようになる。業績が良く賞与が増額されたこともあり、前職と比べると3年経過で200万円以上の年収アップにつながっている。
半期ごとに評価があり、こまめに昇給していく制度。また、通信費やリモートワーク手当など各種手当が充実している。業務内容やプレッシャーと比較して給与水準は高い。

ネガティブな口コミ

部門によって評価基準が異なるため、難しいことではありますが全社員が公平に評価されているかと言われるとそうはなっていないかと思います。自部門の上長の裁量によるところが多いため、その人の評価基準に大きく左右されてしまいます。
リーダーから気に入られていれば評価されるが、気に入られていない場合はどれだけ頑張っても難癖付けて評価されないため、何年も昇給がない社員も多くいる。
四半期ごとの個人の広告売上目標を達成したら超過額に応じてインセンティブがもらえるが、配属されるカテゴリによって難易度がバラバラなので配属先によっては全くインセンティブを受け取れず格差が出てしまう。プライベートはとても確保しやすいが基本給が低いので不満を持つ社員も少なくない。

ヤフーの年収や給与制度に関する口コミは賛否両論がありましたが、ネガティブな意見が多い印象を受けました。

具体的には、業界の水準と比較して高いとは言えない給与である、上司や部署によって評価制度が異なり、公平性に欠ける評価になっていると言わざるを得ないなどです。

年功序列という言葉はほとんど見かけませんでしたが、優秀な人が正当に評価されているとも言いづらい環境のようです。

一方で、中途入社の社員に限定すると新卒社員よりも好条件で入社できることが多いため、給与水準について不満を持たない社員も一定数いるようです。

ヤフーで働くメリットとは?

ヤフーで働く3つのメリットについてご紹介します。

社内の雰囲気が良い

ヤフーの企業風土は良くも悪くもフラットでカジュアルです。そのため、全体的に穏やかで人柄が良い人が多く、先輩や上司とのコミュニケーションが取りやすい職場のようです。

リモートワークがメインで、会社の服装規定や髪形規定はありません。

残業を強制されることもなく、フレックスタイム制を導入していることから自由に働くことができます。

また、部署によっては風通しがよく横とのコミュニケーションも円滑に進んだり、自分のやりたいことをやらせてくれる環境が整っているようです。

コンプライアンス意識が高い

ヤフーは大企業ということもあり、コンプライアンスには敏感です。ホワイト企業であるという発言が多く散見され、「最初にヤフーだとほかの企業に転職できない」と言う言葉を聞くほどです。

実際に、残業時間は管理されていて、無理な働き方をすることはありません。また、有給休暇も取得しやすいです。

とはいえ、部署によっては残業が暗黙の了解で常態化している部署もあるようですので、配属による運が絡んでくる点について否定できません。

知名度の高いサービスが多い

ヤフーは、検索エンジンであるYahoo!やYahoo!知恵袋を始め数多くのサービスを手掛けています。その多くが消費者・生活者の広く親しまれており、自身の仕事が多くの人に影響を及ぼすことにやりがいを感じる社員が多いです。

社会的な影響力がある仕事をしたい人にとっては働いていて楽しい環境ではないでしょうか。

ヤフーで働く前に知っておくとよいこととは?

ヤフーで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

トップダウンで案件が最優先

ヤフーでは、トップダウンで案件が振ってくることがあり、その案件については優先度高く取り組む必要があります。実際に、ソフトバンクグループ代表取締役社長の孫さん発信のプロジェクトは結果を出すためにスピード感をもって仕事に取り組むことが求められます。

また、ボトムアップで物事を進めるよりも指示されたことをどううまく実現するのかという思考と実行力がある人が昇進機会を得やすい組織のようです。

自分で考えて発信したい人にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

配属リスクがある

ヤフーは、大企業の特性上配属リスがあります。携わりたいサービスや従事したい仕事、自分の思い描いているキャリアを描けるかは配属先によるところが大きいです。

社会貢献性を重視している人であれば、多くの部署でやりがいを感じられるかもしれませんが、特定の商材やサービスに関わりたい人にとってはモチベーションを維持するのが難しいかもしれません。

そのため、思い通りにならなかった場合は、自分の理想とするキャリアや仕事を掴むために声を上げ続ける必要があります。

ヤフーに向いている人は?

ヤフーに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 上司の指示を最優先に仕事ができる人
  2. 穏やかで人当たりの良い人
  3. 公私ともに充実したい人
  4. 自由な社風が好きな人
  5. 日本を代表するサービスに携わりたい人
  6. 変化に柔軟に対応できる人
  7. 新しいことへのチャレンジに積極的な人

ヤフーに転職するには?

ヤフーへの転職は簡単ではありません。その理由は、ヤフーが転職市場で非常に人気が高いからです。

ヤフーへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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