平均年収は821万円！気になるDeNAの年収や評判について徹底解説！

本記事では、DeNAの平均年収やDeNAの評判などについて解説していきます。

DeNAってどんな会社？

DeNAは連結売上収益約1369億円、連結従業員数約2,100人を抱える、日本で著名なIT企業です。

DeNAの事業内容

DeNAの公式ホームページによると、DeNAの事業は「AI事業・研究開発」「ゲーム事業」「オートモーティブ事業」「ヘルスケア事業」「ライブストリーミング事業」「エンターテインメント事業」「Eコマース事業」「スポーツ事業」「新領域・その他」の８つに大別されるようです。

各事業については以下の通りです。

DeNAの労働環境

DeNAの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

DeNAの社風

オープンワークの口コミによると、

「ことに向かう」姿勢をみんなが持っており、適切なとき・場所・方法であれば忖度なく発言できる。発言を受けた側も傾聴責任を果たす姿勢を出してくれる。その意味で、風通しの良い環境だった。他方、社内の雰囲気が合わないと、発言・傾聴のサイクルもうまくワークしなくなり、大変になる可能性はある。

基本的には、良くも悪くもボトムアップな社風であるように思う。例外もあるとは思うが、基本的には優秀な人材に対してある程度の裁量を与えて任せ、目が出たところがあればそこに集中的にリソースを投資するという流れで動いているように感じる。

若手が積極的にチャレンジできる環境があり、それが推奨されている。社員の入れ替わりが多く、ノウハウの共有や喪失にやや懸念があるが、いい意味で新陳代謝ができており、健全な環境と言える。とにかく自分で考えて手を挙げて実行した人が評価される。

やる気のある人が活躍できる社風。新しいことにチャレンジできる雰囲気がある。会社も若手を育てようという意識があり、研修などにも力を入れている。自分がやりたい、向いている業務を探すことができるため、やる気を持って仕事に取り組む社員が多い。

などの意見が寄せられていました。

DeNA、年次に関係なくやる気と実力のある社員には仕事を任せる文化があるため、年次が若い社員であってもやりたい仕事に挑戦できる環境が整っています。

一緒に働く社員の多くがモチベーション高く働いていることもあり、優秀な同僚に刺激を受けながら働くことができます。

また、DeNAは比較的ボトムアップで部下の意見に耳を傾ける文化があり、意見を聞く側の傾聴姿勢を大事にしているようです。

社長の判断などによってトップダウンで物事が推し進められることもありますが、現場に裁量が多く与えられているようです。

そのほか、DeNAには「DeNAQuality」というバリューが存在し、このバリューが社内に浸透しているようです。

DeNAの働きがい

オープンワークの口コミによると

最新の技術を使って優秀なチームで開発する経験はとてもキャリア形成にとって有意義だったと思います。受託ではなく自社サービスだからこそ自分たちの思想も反映でき、思い通りのプロダクトが作れた時の感動はとても大きかったです。

やればやった分だけ力もつくし評価もされる。担当サービスにもよるが、何より顧客の反応がダイレクトに伝わるのでそこはとても大きなやりがいにつながる。また、しっかりキャリアプランを描けばサポートしてもらえる。

打席に立つチャンスが多く溢れ、成長できる土壌環境が整備されています。また周りの人間も極めて優秀、かつ馬力のある人間が多く、刺激が非常に強いため、常にやりがいを持って仕事に取り組める環境です。

やる気のある若い社員が多いので活気があり、真面目に働かない人も少ないのでモチベーションが保てる。自分がチャレンジしたいことには積極的に関わることができるので、スキルを積み成長することができる。

自分が関わっていたサービスでは、全てユーザーファーストで施策が練られていて、ユーザーが何を求めどのような反応を示すか、必ずユーザーが主語に来るような環境であったため、ユーザーにとってより良いサービス開発ができているという実感が強く、働きがいも感じていた。

などの意見が寄せられていました。

DeNAは、やる気のある社員に仕事を任せ成果を出せばそれ相応の評価がなされるため、自分の頑張りが評価されることに働きがいを感じる社員は多いようです。

また、同僚が優秀でモチベーションの高い人が多いことで、刺激を受けてはたらくことができるのもDeNAの特徴です。

そのほか、自分の関わったサービスの反応を直接感じることができるのもゲームを中心に事業を展開しているDeNAの特徴です。

DeNAの平均年収はどのくらい？

DeNAの2020年度有価証券報告書によるとDeNAの平均年収は約821万円であることが分かりました。

dodaによるとインターネット・広告・メディア業界の平均年収が約407万円であるため、DeNAはインターネット・広告・メディア業界平均と比較して約２倍と非常に高い給与水準であると言えます。

ちなみに、インターネット・広告・メディア業界の中でもオンライン・ソーシャルゲームだけの平均年収は約401万円で、オンライン・ソーシャルゲーム単体の平均年収と比較してもDeNAの平均年収は高水準であることが分かります。

また、DeNAの平均年齢は36.1歳で平均勤続年数は5.0年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためDeNAは勤続年数が非常に短い企業であることがうかがえます。

年齢別の平均年収

2021年９月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

DeNAは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。30歳では年収1000万円近くを稼ぐ人が出始め、35歳手前になると年収1000万円を超える社員が増えてきます。

DeNAは、年功序列ではなく実績ベースで昇給していくことが多いため、実績を上げてそれを評価してくれる上司のもとに配属された場合、ガンガン年収を上げることができると考えられます。

ただ、実績が上がらない、または、評価に積極的でない上司の場合は年収が上がりにくいかもしれません。

職種別の平均年収

2021年９月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

DeNAでは、企画職、ビジネス職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、営業職、マーケティング職は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。

DeNAでは、職種間の平均年収の差が大きく、平均年収が高い職種については年収1000万円や年収2000万円を超えることも可能なようです。

ですので、高い年収を獲得したい方は、高い年収を獲得できる職種に就くことをおすすめします。

競合との平均年収比較

DeNAと同じIT業界の競合であるアマゾンジャパン、リクルート、エムスリー、メルカリ、クックパッド、LINE、楽天、サイバーエージェント、ZOZO、エス・エム・エスと平均年収を比較してみました。

リクルート、エムスリー、DeNA、メルカリ、クックパッド、楽天、サイバーエージェント、ZOZO、エス・エム・エスは2020年度の有価証券報告書を参考に、LINEは2019年度の有価証券報告書を参考に、アマゾンジャパンはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

DeNAは今回比較した11の企業の中では４番目に高い平均年収であることが分かりました。

dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとDeNAを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

DeNAの公式採用ホームページによると、DeNAでは６月と12月の年に２回ボーナスが支給されるようです。年間のボーナス合計額は、基本給２か月分に事業部門の業績に応じた倍率によって計算されるようです。

所属部門の業績が悪化すると倍率が１よりも低くなるため、ボーナス額が減少してしまいます。

また、DeNAでは年に２回給与改定が行われるようです。

目標達成度合いに応じた評価によって給与が改訂される仕組みとなっています。実力があれば適切な評価がなされることが多いようです。

また、DeNAの評価制度はMBO制度であることから、上司からの単一方向の評価になるため上司のさじ加減で評価が変化することがあります。

そのため、上司の評価に納得できない社員も一定数いるようです。

DeNA社員による年収・給与制度への口コミ

DeNAの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

給与は毎年それなりには上がると思います。一定のラインまでいくと評価を上げるのが厳しくなりますが、給与水準は一般的にみて高いと思います。

平均よりも高いと思います。昇給タイミングも年に数回あります。給与に不満がある社員はほぼいなかったと思います。

ネガティブな口コミ

評価制度自体はしっかりしているが、運用は所属長に一任されており、全社一律の公平感があるとはいいがたい。

会社の業績が悪いと評価もシビアになるというか、上がりにくい気がする。古参のランクを上げ過ぎたせいで最近入った人は上がりにくくなっている。

DeNAで働くメリットとは？

DeNAで働く２つのメリットについてご紹介します。

年次年齢関係なく活躍可能な職場

DeNAは、年次年齢に関係なくやる気のある社員に仕事を任せる文化があります。そのため、やりたい仕事がある場合は積極的に声を上げて自分から仕事をつかみに行く姿勢が大事です。

また、DeNAはDeNA QualityというDeNAが大事にしている価値観の中に「発言責任、傾聴責任」というものがあり、これによって若手社員であっても発言することが求められ、上司はそれに耳を傾けることが求められます。

つまり、DeNAは非常にボトムアップの文化が強い会社であると考えられます。

一緒に働く社員が優秀

DeNAの口コミを見ていると、DeNAには優秀な社員が多く在籍しているという声が多々見られます。

DeNAは優秀な社員と一緒に仕事ができるだけでなく、優秀な社員から技術やスキルを盗むことができるので、成長したい人にとっては良い成長環境と考えられます。

また、優秀でありつつもコミュニケーション力が高いため、人間関係で不快に思うことは少ないようです。

DeNAで働く前に知っておくとよいこととは？

DeNAで働く前に知っておくとよい２つのネガティブな事項についてご紹介します。

変化の激しい職場環境

DeNAは良くも悪くも変化の激しい職場環境です。特に、同僚の入れ替わりが非常に激しい点が挙げられます。DeNAは長い間勤めるというよりは、短期間で一気に成長したい人が勤める会社という傾向が強いため、メンバーが頻繁に入れ替わりそのたび人間関係を構築する必要があります。

変化の激しい職場が好きな人にとっては、様々な人と関わることができるので楽しんで仕事ができるかもしれませんが、変化が苦手な人にとっては、人員入れ替えや組織変更が頻繫にあるためややストレスを感じてしまうかもしれません。

DeNA Qualityが浸透している

DeNAは、良くも悪くもバリューをしっかり体現することが求められます。そのため、DeNA Qualityに共感できない場合はやや働きづらさを感じてしまうかもしれません。

その浸透度合いを宗教的であると感じている社員も一定数いるほど、バリュー浸透には力を入れて取り組んでいるので、DeNA Qualityに共感できるかどうかは事前にチェックしておく必要があります。

DeNAに向いている人は？

DeNAに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

1. 若いうちから積極的に仕事をしたい人
2. 自分の意見を持って仕事がしたい人
3. 変化に柔軟に対応できる人
4. 優秀な社員と一緒に仕事がしたい人
5. ゲームが好きな人

DeNAに転職するには？

DeNAへの転職は簡単ではありません。DeNAへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。