平均年収は416万円!気になるHISの年収や評判について徹底解説!
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平均年収は416万円!気になるHISの年収や評判について徹底解説!

企業研究

2022.01.18

本記事では、HISの平均年収やHISの評判などについて解説していきます。

HISってどんな会社?

HISは連結売上高約4,302億円、連結従業員数約13,900人を抱える、日本の旅行業界でトップクラスの売上を誇る旅行会社です。

HISの事業内容

HISの公式ホームページによると、HISでは、「旅行事業」「テーマパーク事業」「ホテル事業」「地域事業」「ロボット事業」「エネルギー事業」「保険事業」の7つの事業に分類されるようです。

各事業については以下の通りです。

事業セグメント内容
旅行事業株式会社エイチ・アイ・エスを筆頭に、国内外問わず幅広い国と地域で旅行業を展開。
テーマパーク事業長崎県佐世保市のハウステンボス、愛知県蒲郡市のラグーナテンボスを所有・運営する事業を展開。
ホテル事業日本、台湾、アメリカ、インドネシア等においてホテル事業及びその付帯事業を展開。
地域事業九州産交グループによる自動車運送事業、不動産貸付業などの事業を展開。
ロボット事業ロボット事業会社である「hapi-robo st」が、ロボットメーカー及び関連企業の発掘、インキュベーションから、技術提供、実験・改良支援、人材の育成を行う。
エネルギー事業電力小売事業、再生可能エネルギー等新規電源の開発及びその付帯事業を展開。
保険事業海外旅行保険・国内旅行保険を中心とした商品・サービスを提供。

HISの労働環境

HISの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

HISの社風

オープンワークの口コミによると、

名の知れている大企業だと思いますが、風潮はベンチャー企業に近いと思います。新しい取り組みもとりあえずやってみよう!の精神で仕事に取り組むところもあるので手厚い研修があり落ち着いて仕事をしたい人は向かないと思います。
風通しが非常によく、若手でも課長レベルの人に意見を言える環境でした。また、人柄がよい人が多かったので、仕事をしていて人間関係で嫌になることはほとんどありませんでした。声をあげれば若手でも大きな案件や海外支店にチャレンジできます。
「走りながら考える」という文化が受け入れられており、新しいことに挑戦することに対して否定的な考え方は少ないところは利点だが、一方で深く考えずに始まることも多いため継続性に欠ける点は否めない。
比較的若い社員が多く、人間関係で困ることはありません。入社当初は体育会系な雰囲気がありましたが、今はそうではなくアットホームな雰囲気です。組織体制は上の役職が詰まっており、昇進・昇給はなかなか望めません。
トップダウンが強い会社であったが徐々に改善がみられるようになってきた。いろいろな議題のミーティングをさまざな年代・部署のスタッフが集まり行われ、改善が円滑になっている。
新しいことにどんどん取り組んでいく社風があり、目新しいことにチャレンジしたい方にとっては良い環境かと思います。一方で、見切り発車で何事も始めてしまう傾向があるため、管理部門からするとヒヤッとすることがあるかと思います。

などの意見が寄せられていました。

HISは大企業でありながらベンチャー気質が非常に強い会社です。そのため、若手社員であっても希望を出せばチャレンジする機会や難しい案件への挑戦機会を与えてくれるようです。

若手からがつがつ働きたい人にとってはチャンスの多くやりがいのある会社ではないでしょうか。

また、ベンチャー気質という点に紐づいて会社全体として新しい事業に挑戦するような風土があるため、面白い事業に関わることができるかもしれません。

実際に、コロナ感染症が広まって旅行業界が傾いているときには新しい事業を模索していたそうです。

そのほか、以前は体育会系というイメージの強かったHISですが、現在は働き方改革によってその文化が崩れつつあるようです。

HISの働きがい

オープンワークの口コミによると

旅行好きな社員ばかりで、そういう方はやはり好きなことを仕事にしているので活き活き働けます。あとは、無形のものを販売しているので自分の工夫や心遣いが直接お客様に響き、感謝の言葉などで返ってくる喜びがあります。
若手ながらに発言権や仕事を与えられ、また大小関わらず取引先担当者とのやり取りができる点は素晴らしい経験になると思います。現場入りも他大手だと研修で3ヶ月、その後配属という流れのところ、1ヶ月程度で独り立ちできるように教育されます。大手の中では速いスピードで動きます。
法人営業職であれば、一定の金額からインセンティブがでるのでそこは1つのやりがいだと思います。また、海外の案件も多かったので仕事で海外へ行ってみたい人にはおすすめ。ただ、昨今の情勢的に自由に海外へ行くことができるのはあと数年かかる見込みなのでそこは厳しいかも。
お客様と一緒に旅行先や滞在中のことを考え、無事ご帰国いただくまでサポートできるのはやりがいを感じていました。また、旅行商材は高価なので売上金額を大きく積み上げられるのも魅力だと感じていました。
旅行が好きな方が多くおり、旅行業務に携われることにやりがいを感じました。また休みを取って同期と旅行に行ったり、お土産を配ったりするのも旅行会社ならではの光景ではないかと思います。
旅行業以外にも、ホテル事業・エネルギー事業・テーマパーク事業と幅広い事業を行っており、若いスタッフでも希望を出せば比較的希望は通りやすい。意識が高いスタッフは比較的上に上がっていける環境だと思う。

などの意見が寄せられていました。

HISは、旅行業をメインに事業を展開していることもあり、お客様と近い距離で仕事をする機会が多いです。そのため、お客様から直接感謝の声を頂いたり、お客様の旅行に同行し、お客様から喜びの雰囲気を感じられたりと、お客様からの反応を直に感じることができます。

また、満足してくださるとお客様がリピーターになることやお客様がお土産を持ってきてくれることもしばしばあるようです。

HISの法人営業部では、海外への挑戦機会も多くあるようです。そのためグローバルの経験を積みたい人は自分の好きな旅行を商材としながら海外での勤務経験を積むことができます。

そのほか、若手社員であっても責任ある仕事を任せてもらえる点や社員旅行にしばしば訪れることがある点なども働きがいに繋がっているようです。

HISの平均年収はどのくらい?

HISの2020年度有価証券報告書によるとHISの平均年収は約416万円であることが分かりました。

dodaによるとサービス業界の平均年収が約369万円であるため、HISはサービス業界の平均値と比較してやや高い給与水準であると言えます。

ちなみに、サービス業界の中でも旅行業だけの平均年収は約349万円で、旅行業単体の平均年収と比較してもHISの平均年収はやや高水準であることが分かります。

また、HISの平均年齢は32.9歳で平均勤続年数は8.7年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためHISは勤続年数がやや短い企業であることがうかがえます。

これは、HISが若手社員に仕事を任せる文化があるため若手社員のうちはHISに勤め、ある程度キャリアを積み上げたら別企業に転職する社員が多いことが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳336万円266万円~424万円
30歳423万円335万円~534万円
35歳468万円371万円~591万円
40歳494万円392万円~624万円

HISは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。

ただ、毎年の定期昇給や役職アップによる昇給があまり大きくないため、入社時から年収があまり変化しないのが特徴です。

そのほか、業績によってボーナスの支給額が異なる点や残業制限がある点などから各年代の平均年収と比較して決して高いとは言えない金額となっています。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
営業386万円200万円~700万円
オペレーター369万円250万円~500万円
販売348万円240万円~500万円
企画479万円270万円~670万円
管理510万円240万円~800万円
コンサルタント338万円250万円~400万円

HISでは、管理職、企画職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、販売職、コンサルタント職は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。

HISでは職種間の平均年収の差があまり大きくなく、平均年収は300万円台から400万円台となっています。

ただ、どの職種でも1000万円を超えることが難しいようですので、給料以外の部分にやりがいや働きがいを見出す必要がありそうです。

競合との平均年収比較

HISの競合である、KNT-CTホールディングス(近畿日本ツーリスト)、JTB、日本旅行、阪急交通社、JR東海ツアーズと平均年収を比較してみました。

KNT-CTホールディングス(近畿日本ツーリスト)は2020年度の有価証券報告書を参考に、JTB、日本旅行、阪急交通社、JR東海ツアーズはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
KNT-CTホールディングス
(近畿日本ツーリスト)
468万円
JTB452万円 ※452名の口コミ回答者の平均値
HIS
416万円
日本旅行394万円 ※70名の口コミ回答者の平均値
阪急交通社419万円 ※39名の口コミ回答者の平均値
JR東海ツアーズ366万円 ※34名の口コミ回答者の平均値

HISは今回比較した6つの企業の中では3番目に高い平均年収であることが分かりました。

今回調査した6つの企業はすべて旅行業界の平均年収である約349万円を上回っており、業界内では比較的高水準の平均年収であると言えます。

また、dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとHISを始め、今回比較した企業の平均年収は日本の平均年収と同程度です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

HISの公式採用ホームページによると、HISでは7月と12月の年に2回ボーナスが支給されるようです。ボーナスの額は会社の業績によって変動するため、会社の業績が良ければ年間で基本給の約2か月分~約5か月分ほど支給されるようです。

ただ、昨今の情勢と業績悪化を受けてHISではボーナスが支給されていないようです。

営業社員であれば、インセンティブが成果に応じて支給されるようですので、頑張ったら頑張った分だけ年収を上げることが可能なようです。

ただ、近年では個人成績ではなく営業所成績によってインセンティブが決定される仕組みになってしまったため、インセンティブ制度が廃止されたに等しいです。

また、HISの昇給は年に1回行われますが、その昇給額は雀の涙程度だと言われています。

そのほか、HISの評価制度については基本的に数字による評価がなされているようです。ただ、ある程度上司によっては定性的な部分も評価されるようですので、上司による当たりはずれがあることは否定できません。

HIS社員による年収・給与制度への口コミ

HISの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

評価制度についてそこまでぞんざいにする人や制度はないように感じる。若い人にもやる気と実力があれば所長代理や所長などになることはそこまで難しくない。
業界内で高いほうかと思うのですが、昇格して管理職になっても低いままなので、将来不安になります。ただ、賞与は頑張った分だけ返ってくるので、自分より役職が上の人よりも高い金額を支給されることはよくあります。残業代も一分から発生するのでありがたいです。

ネガティブな口コミ

とにかく給料が低い。将来性も不透明で旅行好きな人がボランティア感覚で努めるくらいの感覚でないと、満足できない。正直おすすめしない。旅行が好きなら他の職についてお客さんとして参加することをおすすめする。どんどん人が辞めていく。給与もボーナスもカット。
基本給の低さはやはり否めないですし、賞与に関しては上司の評価と業績給のような形でインセンティブがあるが、旅行業は売上や利益がなかなか上がらないこともあり、そもそものベースがやや低いように感じる。
業績給制度が無くなったため、給料が下がり、生活するのが厳しいです。各種手当がありますが、どれも大手とは思えないほど低いです。1人暮らしの場合はたくさん残業をして何とか生活できるレベルです。
以前は業績給でインセンティブがつき、代わりに見なし残業が42hだったが、現在インセンティブなしでみなし残業もなし。そのため給料の差別化が難しく、仕事ができない人(残業が多い人)が稼げるようになり、数字を作れる人が稼げない制度になった。

HISで働くメリットとは?

HISで働く2つのメリットについてご紹介します。

若手の挑戦環境が用意されている

HISは言わずと知れた有名企業ですが、社内の文化としてベンチャー企業のような文化を持ち合わせています。そのため、若手であってもやる気があって発信力のある社員であれば、やりたい仕事や責任重大な仕事を任せてもらえるようです。

また、ボトムアップで意見を吸い取ってくれる上司も多いようで、一般社員で課長クラスに自分の考えや意見を発信することが可能です。

そのほか、社内公募制度で希望の部署に行くことも可能ですので、やりたいことがある人はそれに挑戦できるだけの環境と制度がHISには整っていると考えられます。

好きなことを仕事にできる

HISで働いている社員の多くは、旅行が趣味の人や世界各国を旅するのが好きな人などが多いです。

自分の好きなことを仕事にできている社員が多いため、活き活きとモチベーション高く働くことができる環境だと考えられます。

また、社員同士でプライベートで旅行に行くこともしばしばあるようで、行けなかった場合でもおお土産を買ってきてくれるなど旅行関連に日常的に触れることができます。

旅行が好きな人や旅行を通じた仕事がしたい人にとっては働きがいのある業務内容を経験できるのではないでしょうか。

HISで働く前に知っておくとよいこととは?

HISで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

体育会系気質のある部署がある

HISは、元々体育会系気質の強い企業でした。現在ではその文化はかなり薄まっており、部署によっては体育会系らしさを全く感じない部署もあるでしょう。

ただ、営業などの一部の部署では朝から元気に挨拶することが求められるなどの体育会系気質の強い部署も存在するようです。

配属先によって文化が異なる大企業においては仕方のないことですが、その点には留意が必要です。

また反対に、体育会系気質の強い会社を求めてHIS入社すると、思っていたよりも体育会系気質がなく温厚な社員が多く在籍しているため拍子抜けするかもしれません。

高い年収は期待できない

HISは、旅行業界内では比較的高年収の企業ではありますが、世間一般的にみると決して高い年収とはいいがたいです。

また、景気の変動によって売上が大きく左右されることもあり安定的に収入を確保できないため、将来のキャリアや生活が不安になってしまう社員も多いようです。

そのほか、インセンティブが廃止されたため頑張った人が頑張り損してしまう制度になっていることには留意が必要です。

実際に多くの社員がこれを理由に退職しているようです。

HISでは、旅行が好きで趣味を仕事にしたい人はいいですが、高年収を期待して働くことはお勧めできません。

HISに向いている人は?

HISに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 若手のうちからマネジメントを経験したい人
  2. 積極的にやりたいことに挑戦したい人
  3. 旅行が好きな人
  4. 幅広い分野に挑戦したい人
  5. 受け身ではなく主体性を持って行動できる人
  6. 自分の好きなことを仕事にしたい人
  7. お客様から直接感謝される仕事がしたい人

HISに転職するには?

HISへの転職は簡単ではありません。その理由は、HISが転職市場で非常に人気が高いからです。

HISへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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