平均年収は611万円!気になる日立システムズの年収や評判について徹底解説!
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平均年収は611万円!気になる日立システムズの年収や評判について徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、日立システムズの平均年収や日立システムズの評判などについて解説していきます。

日立システムズってどんな会社?

日立システムズは連結売上高約5236億円、連結従業員数約18,800人を抱える日立製作所グループの傘下の1つであるITサービス企業です。

日立システムズの企業理念は

『当社は、業界の先駆的企業としての経験と誇りを以って、情報技術・製品・サービスの開発と提供を通じ、真に豊かな社会の実現に貢献する。また、人の持つ無限の可能性と人間性を尊重し、お客さまに一番近い存在として、満足と感動をもたらす新たな価値を創造する。』

というものを掲げています。

また、経営ビジョンとしては

『世界につながる人財と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスを創造し、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーになる。』

というものを掲げています。

日立システムズの事業内容

日立システムズの公式ホームページによると日立システムズは、

「幅広い規模・業種にわたる業務システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業」

のようです。

また、日立システムズでは

「システムの導入コンサルティングから設計・構築、運用、保守、ヘルプデスクに至るまで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供し、お客さまの経営や業務をサポート」

する事業を展開しているようです。

事業内容として会社概要では

「システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネットワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発」

と記載されています。

これらの事業を支えるためのサービスインフラを日立システムズでは保有おり、以下がそのサービスインフラについてです。

サービスインフラ内容
データセンター&マネージドサービスホスティングやハウジング、クラウドでの活用に加え、デジタル化の進展により収集されるビッグデータの処理基盤として、経営戦略に欠かせない情報をセキュアな環境で管理するサービスインフラ。
運用・監視センター巧妙化するサイバー攻撃からお客さまの情報資産を守るセキュリティソリューション「SHIELD」を保有し、1996年開設のセキュリティオペレーションセンター(SOC)が提供する高度な各種運用サービスにより、日々進化する脅威からお客さまのシステム・情報を守り続けるするサービスインフラ。
コンタクトセンター24時間365日体制のコンタクトセンターがお客さまからの問い合わせに対応。高度なIT技術者によるヘルプデスク対応はもちろん、煩雑なマイナンバー管理・運用業務をはじめとするさままなBPOサービスにより、お客さまの課題解決をサポートするサービスインフラ。
サービス拠点(保守・工事)全国約300か所にあるサービス拠点を活用し、24時間365日体制で保守サービスやファシリティサービスを提供。エンジニアがすぐに駆けつけ、お客さまの問題を解決するサービスインフラ。

日立システムズの労働環境

日立システムズの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

日立システムズの社風

オープンワークの口コミによると、

所属により雰囲気が変わる。縦割り文化はあるため、他部署の状況があまり耳に入ってこない。部署によっては幅広い分野に挑戦し、情報を集め活躍している部署もあり、部署と上長の方針によって雰囲気が変わる。
エンジニア主体の会社であるため、総じて落ち着いた雰囲気である。親会社のサポート業務も多い。役員は親会社出身者が7割を占める。事業展開は国内中心で、海外にも拠点を出してはいるものの限定的。
日立グループのため、日立の方針に依存する。親会社への意向確認・お伺いについては時々発生する。組織体制は事業部制であり、横とのつながりは希薄である。同一事業部内の場合は、職種を問わず交流の機会がある。
品質についてはこだわりがあり、品質保守部門の承認がないと納品できない。また、システム障害時の報告書の事故原因についても、あるレベル以上の障害については、複数段階での分析、掘り下げが要求される。また、コンプライアンスについても厳しく、社内の監査部門による監査が定期的に実施され、指南事項があると是正が求められ、毎月の報告と次回監査で再度チェックが行われる。
いい意味でも悪い意味でも保守的な文化。日立からの仕事の割合も多い。組織によって雰囲気は異なると思いますが、基本的に外販でなくても日立ぐグループの仕事をしていれば食っていけるということもあり、年功序列の文化が色濃い。中途入社の割合も親会社や同業他社のベンダーと比較すると圧倒的に低いと思われます。

などの意見が寄せられていました。

日立システムズは、2社が合併してできた会社ということもあり、各企業の文化を踏襲しています。そのため、事業部や部署によって文化が大きく異なるのが特徴です。

配属される部署によって働きやすさに違いが生まれる可能性があることは念頭に置いておく必要があります。

日立システムズは、安定性が高いことから年功序列の側面が強く、中途採用者の割合はあまり多くないです。プロパー社員が大半を占めることから、良くも悪くも中途入社社員が特別扱いされることもあるかもしれません。

また、システム関連の事業を展開していることもあり、多くの社員はエンジニア職で職人気質が強く穏やかな人が多いです。

そのほか、品質やコンプライアンスに対しての意識が非常に高いため、納品するまでに工数がかかったり品質チェックなどを徹底して行ったりするなど保守的な側面があります。

日立システムズの働きがい

オープンワークの口コミによると

ITシステムの保守運用という何処でも必要とされる分野で経験を積みたいという人には向いていると思われる。日立グループとして仕事を顧客から受注することが多いので、日立グループのIT事業の一翼を担う役割である。より現場で顧客に近い場所での仕事となる。
自分の成長というよりは、プロジェクトの成功が働きがいに繋がると思います。人間関係は割とドライなので、メンバーで団結して何かを成し遂げるといった感じではないです。また、上流工程、プロジェクトの管理については良く学べます。規模の小さいチームならすべての工程に携わることもできる。
官公庁、金融、その他あらゆる業種のユーザーを持ち、かつ大規模なユーザーも多いので、大きな仕事をしたいという人にとっては良いと思います。また、そんなにやる気のある人が少ないため、やりたいことに手を挙げればやらせてくれるようなイメージはあります。
社会、公共系のシステム開発を担当しており、社会への貢献度が高く、働きがいを感じることができます。契約形態も一次請けや日立製作所経由の二次請けがほとんどで、上流工程から社会貢献度の高い仕事に携わることができます。
手を挙げればプロジェクトを任せてもらえる点は若手にとっては非常にいい環境かと思われる。ただし、年次が高ければ高いほど保守的な社員が多く、何もするにしても指南や制限が多く息苦しさを感じるときが多々ある。

などの意見が寄せられていました。

日立システムズは日立グループの一角を担う企業ということもあり、日立グループの内の案件だけでなく、外部から依頼される大規模なシステムの保守運用に携わることができます。そのため、自分の業務が与える影響力の大きさに働きがいを感じる社員は少なくありません。

また、若手であっても声を大きくし、手を挙げればいろいろな仕事を任せてもらえるので、積極的に行動できる人にとっては働きやすい環境が整っていると考えられます。

ただ、出世については上司との関係性によるところが大きいため、優秀な社員ほど転職して行く傾向が強いようです。

成長よりも安定して働きたい人がベテランまで勤めていることが多いので、上司によっては保守的でやりたい仕事に挑戦させてくれない人がいることには留意が必要です。

日立システムズの平均年収はどのくらい?

日立システムズは日立製作所の完全子会社であるため、有価証券報告書を公開していません。今回はオープンワークの口コミの情報を参考にしたいと思います。

オープンワークの口コミによると日立システムズの平均年収は約611万円(回答者数:185人)であることが分かりました。

ちなみに、親会社の日立製作所平均年収は、日立製作所の2020年度有価証券報告書によると約890万円であることが分かりました。

dodaによるとIT・通信業界の平均年収が444万円であるため、日立システムズはIT・通信業界の平均値と比較して約1.5倍弱と比較的高い給与水準であると言えます。

ちなみに、IT・通信業界の中でもシステムインテグレータだけの平均年収は約455万円で、システムインテグレータ単体の平均年収と比較しても日立システムズの平均年収は高水準であることが分かります。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳432万円338万円~552万円
30歳559万円438万円~714万円
35歳682万円534万円~871万円
40歳773万円605万円~988万円
45歳819万円641万円~1046万円
50歳832万円651万円~1062万円

日立システムズは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。40歳では年収1000万円近くを稼ぐ人が出始め、45歳手前になると年収1000万円を超える社員が増えてきます。

日立システムズでは、課長職に上がると年収が1000万円前後になるようです。

ちなみに、主任で年収600万円~700万円、係長で年収800万円前後、部長で年収1200万円前後を見込めるようです。

ただ、どんなに頑張っても日立製作所の平均年収を超えることは難しいかもしれません。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
エンジニア・SE593万円300万円~1190万円
営業600万円300万円~960万円

日立システムズの職種別年収では、エンジニア・SE職よりも営業職の方がやや平均年収が高いことが分かりました。

ただ、どちらの職種においても年収1000万円を目指せるようですので、出世できれば1000万円プレイヤーも夢ではありません。

競合との平均年収比較

日立システムズと同じIT業界の競合であるオービック、富士通、NTTデータ、NEC、SCSK、IIJ、TIS、富士ソフト、トランス・コスモスと平均年収を比較してみました。

各社ともに2020年度の有価証券報告書を参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
オービック933万円
富士通865万円
NTTデータ841万円
NEC829万円
SCSK752万円
IIJ718万円
TIS717万円
日立システムズ611万円 ※185名の口コミ回答者の平均値
富士ソフト590万円
トランス・コスモス458万円

日立システムズは今回比較した10の企業の中では8番目に高い平均年収であることが分かりました。

dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較すると日立システムズを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

日立システムズの公式採用ホームページによると、日立システムズでは、6月と12月の年に2回ボーナスが支給されるようです。

年間のボーナス合計額は基本給の約3ヶ月分~6カ月分だと考えられます。

ボーナスの額については会社の業績と個人の評価によって変動するようです。

昇給については、ある程度の年次までは横並びで昇給するようです。年間の昇給額は数千円~1万円程度と考えられます。

また、評価制度については、目標管理制度を導入されているようで、目標の達成度を期末に評価する仕組みになっているようです。

ただ、評価の透明性はあまりなく年功序列による評価と上司の好き嫌いによる評価があることは否めません。

日立システムズ社員による年収・給与制度への口コミ

日立システムズの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

給与、賞与、住宅手当、通勤手当、その他の出張手当やコロナ手当など沢山手当てが充実していることもあり、年収は同年代と比べるとそこそこ高いと思います。また、残業代や休日出勤手当、深夜手当もしっかりと出ます。
ボーナスは安定して出ており、景気の悪い時でも変わらずに出ている模様。労働組合も頑張っているようで、ここ数年ベース給が上がり続けている。

ネガティブな口コミ

年功序列。若いうちから、できるできない人が出てくるが大きな差はでない。30代以降になると主任職の中で評価の差が大きくでる。このタイミングでの評価が後の昇給を左右する。また、何をしているのかわからない人に職位がついていることがあり不思議である。
評価体系が部課長職の主観が多く反映されているケースもあり、実際の評価と現場の評価でやや異なる評価をされている人もいる。

日立システムズで働くメリットとは?

日立システムズで働く2つのメリットについてご紹介します。

日立グループが安定している限り事業基盤は安定している

日立システムズは、親会社の日立製作所を筆頭に日立グループから降りてくるシステム関連の案件を担うことが多いです。そのため、日立グループが安定している限り、仕事はある程度存在し、ある程度の給与が支給されます。

日立グループは日本でもトップクラスの安定性を誇っていることから、事業基盤が一気に崩壊するということはあまりないかもしれません。

一方で、経営層は日立製作所からの出向者であることが多く、日立グループの理念浸透度合いも強いことから良くも悪くも親会社の影響力が非常に大きいと考えられます。

大規模なプロジェクトに携わることができる

日立システムズは、日立グループの一員ということもあり、官公庁や金融システム、大企業のシステム開発など大規模なプロジェクトが多数存在します。

そのため、それらのプロジェクトに携わることができれば、社会貢献性が高い業務を行うことができるため、日々やりがいを感じながら仕事をすることができるのではないでしょうか。

また、若手であっても手を挙げればある程度大きなプロジェクトを任せてもらえる環境が整っているため、やる気のある人には成長機会が豊富に存在すると考えられます。

日立システムズで働く前に知っておくとよいこととは?

日立システムズで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

縦割り文化で横のつながりが乏しい

日立システムズは、事業部制の組織体系を構築していることから、非常に縦割り的で横同士の繋がりはほとんどないといっても過言ではありません。

横同士の連携が取れていないため、技術やノウハウ、知識の共有が行われておらず、他の事業部で確立された技術を一から開発しているケースもあるようです。

そのため、無駄な業務を行っていることもあり、共有がなされていないことに疑問を抱える人も少なくないのではないでしょうか。

また、縦割り組織ということでトップダウンで年功序列気質があることにも留意が必要です。

年功序列の側面が強い

日立システムズでは、ある程度の年齢になるまでは年功序列の文化があるため、頑張っても報酬に繋がらないことに不満を覚える社員は少なくありません。

そのため優秀な社員が抜けてしまい、保守的で年功序列を許容している社員が残るため、実力主義の評価に移行することは期待できないかもしれません。

また、現場の評価と実際の評価に乖離が生まれることも多々あるため、上司の恣意的な評価がなされることは否めません。

日立システムズに向いている人は?

日立システムズに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 社会貢献をしたい人
  2. 社会インフラを支える仕事がしたい人
  3. 安定性の高い企業に勤めたい人
  4. 細かい作業が苦にならない人
  5. 若いうちに幅広いプロジェクトを任せてもらいたい人

日立システムズに転職するには?

日立システムズへの転職は簡単ではありません。日立システムズへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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