平均年収は770万円!気になるLINEの年収や評判について徹底解説!
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平均年収は770万円!気になるLINEの年収や評判について徹底解説!

企業研究

2022.01.18

本記事では、コミュニケーションツールLINEを中心に幅広いサービスを展開するLINEの平均年収やLINEの評判などについて解説していきます。

LINEってどんな会社?

LINEは連結売上高約200億円、連結従業員数約8,700人を抱える、日本でその名を知らない人はいないであろうIT企業です。

LINEは

「CLOSING THE DISTANCE(私たちのミッションは、世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることです。)」

というミッションを掲げ、

「Life on LINE(私たちのビジョンは、24時間365日生活のすべてを支えるライフインフラになることです。)」

というビジョンを掲げています。

LINEはこれらのミッション・ビジョンの下で幅広い事業をグローバルに展開しています。

ちなみに、LINEは2019年よりヤフーを運営するZホールディングスの子会社となりました。

LINEの事業内容

LINEの2019年度有価証券報告書によると、LINEでは「コア事業」と「戦略事業」の大きく2つの事業セグメントに分類されるようです。

各事業セグメントについては以下の通りです。

事業セグメント事業分類内容
コア事業広告LINEのユーザー基盤を活用し、様々な広告主が自社ブランド、製品およびサービスのプロモーション、知名度の向上、対象顧客をより適切に絞った効率的なアプローチ、広告メッセージの強化を可能にできる広告商品を提供。ディスプレイ広告、アカウント広告などの広告を提供。
コミュニケーションユーザー向けにトークで使用されるスタンプや絵文字の販売、LINEの着せ替えなどによって収益を確保。また、LINE Outサービスによって低価格のIP通話サービスを提供。
コンテンツユーザーのサービス内課金や月額課金によって収益を確保。
主なコンテンツ:LINE GAME、LINEプレイ、LINE LIVE、LINE TV、LINEマンガ、LINE MUSICなど
戦略事業LINE FriendsLINEブランドのプロモーションや、ユーザーへの訴求と一層のユーザー基盤拡大を目的として、ウサギのコニーやクマのブラウンなど自社制作したLINEキャラクターを使ったキャラクター・マーケティングを展開。LINEキャラクターのぬいぐるみや文房具、食器などの物販によって収益を確保。
金融サービスモバイル決済サービスであるLINE Payやスマートフォン特化型の保険サービスのLINEほけん、LINEプラットフォーム上で提供されるモバイル株式投資サービスのLINEスマート投資などのサービスを提供。
・O2O/Eコマース大手オンライン小売業者と連携して運営される統合オンラインショッピングであるLINEショッピングや幅広いメニューの中から注文できる出前サービスのLINEデリマ、LINE上で国内外の航空券やホテル及びツアーを検索・比較・予約できる検索サービスのLINEトラベルjpなどのサービスを提供。
AI企業がチャットボット・OCR・音声認識・音声合成。画像認識などのAI技術をより簡単に利用できるLINE BRAINを提供。

LINEの労働環境

LINEの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

LINEの社風

オープンワークの口コミによると、

法令遵守の意識がとても強く、また何かあったときに世間からの風当たりが強くなるという認識もあり、同業他社と比べると法令遵守の意識がかなり高いです。情報セキュリティや法務の人はかなり優秀な方ばかりで、人数も多く、前職では考えられないくらい豪華な組織だと感じます。
Web/アプリ/IT界隈でキャリアを積んできた20代、30代の若い人がどの組織にも多い。穏やかな人が多く社風も比較的良い印象がある。
トップダウン的なオーダーはあまりなく、日本企業にしては珍しく、現場に権限移譲がかなりされている。経営層の人格なども含め、ブラック企業の体質や潜在的な傾向などはないと思う。
様々なサービスを提供していてスケールの大きな取り組みができると思いきや、各部門での縦割り度合いが高く、横断的な試みが難しい。それぞれ縦割りで分割された組織に裁量が与えられている反面、横のつながりが生まれにくい。
旧態依然として日本企業の風土はなく、非常に効率よく体系的に仕事が回っています。社内システムの整備がされており、全社でナレッジが共有されていて環境は素晴らしいです。毎月社長などのスピーチを聞くような会も開かれ、大企業でありながらベンチャー企業のようにモチベーションが高い印象はあります。

などの意見が寄せられていました。

LINEは良くも悪くもベンチャー企業的な側面と大企業的な側面が両立している企業です。例えば、フラットでお互いに意見交換がしやすく、ボトムアップ的に自分の意見を伝えることができる文化である一方、部門ごとに文化が大きく異なることや縦割り文化があり部門横断的な意思決定には時間がかかるなどの側面があります。

また、LINEのサービスは日本国民に広く利用されていることもあり、不祥事の際にはすぐにその不祥事がニュースになってしまいます。

この点については、コンプライアンスへの意識を高く保つことによって不祥事などを防ごうとしているようです。

LINEの働きがい

オープンワークの口コミによると

多くに人達に使われるサービスに携われるので、自社のサービスに誇りを持てますし、周りのほぼすべての役に立っていることを実感できるので、その点はが働きがいの1つになると思います。
LINEのブランド力は大きく、比較的裁量も大きい。「とりあえずやってみよう」のチャレンジ精神もあるので、失敗を恐れずに新規事業に挑むことができる。
自身の裁量を持って業務に取り組むことができる。やりたいことには積極的に参加できるし、周りもそれを尊重してくれる。ユーザーとデータは大量にあるので、その資産を活用して事業をドライブしていくことができる。
モチベーションが高い社員が多い。誰かに教えてもらう環境ではないため、自分で常に勉強しながら、チャレンジしたい人には裁量もあり、年齢も問わずに挑戦できる環境。
オフィスも社風も働きやすい環境にあると考えます。裁量労働制なので、業務時間に関わらず自身の進行具合によって仕事を終わらせることができます。新サービスの立ち上げや企画が多い時は忙しいですが、それ以外はスムーズに業務をこなせていれば残業になることはないと思います。

などの意見が寄せられていました。

LINEのサービスは個人から法人まで幅広いユーザー・クライアントがいるため、自身の業務の影響力は非常に大きいです。

ユーザーが多いためスケールの大きい業務に挑戦でき、自身の業務の社会的影響力の大きさにやりがいや働きがいを感じる社員は非常に多いようです。

また、手を挙げれば比較的やりたいことに挑戦できる文化があるため、年齢問わずに成長できる機会ややりたいことに挑戦できる機会は豊富に用意されているようです。

そのほか、働くモチベーションの高い優秀な社員から刺激を受けながら働けることに働きがいを感じる社員も一定数いるようです。

LINEの平均年収はどのくらい?

LINEの2019年度有価証券報告書によるとLINEの平均年収は約770万円であることが分かりました。

dodaによるとIT・通信業界の平均年収が約444万円であるため、LINEはIT・通信業界の平均値と比較して約2倍弱と非常に高い給与水準であると言えます。

ちなみに、IT・通信業界の中でも通信・ISP・データセンターだけの平均年収は約403万円で、通信・ISP・データセンター単体の平均年収と比較してもLINEの平均年収は高水準であることが分かります。

また、LINEの平均年齢は34.5歳で平均勤続年数は3.0年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためLINEは勤続年数が非常に短い企業であることがうかがえます。

これは、LINEがある程度の期間務めると年収アップが難しくなり、転職する人が増えるからだと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳524万円387万円~709万円
30歳629万円465万円~851万円
35歳676万円500万円~914万円
40歳727万円537万円~983万円

LINEでは新卒社員はある程度年収アップが見込めますが、中途社員は入社してから年収を上げることは非常に難しいです。

ですので、入社前の交渉段階で納得できる年俸を確保しておく必要があります。

ただ、多くの社員は年収が上がらないことを理由に入社後数年で転職しているようです。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
企画680万円408万円~1000万円
営業628万円420万円~1000万円
エンジニア・SE846万円500万円~2000万円
マーケティング591万円400万円~750万円

LINEの職種別年収では、エンジニア・SE職、企画職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、マーケティング職は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。

LINEは、エンジニア・SE職であれば年収2000万円を稼ぐことができる環境のようです。優秀なエンジニアにそれ相応の報酬を約束している会社であることがうかがえます。

また、LINEは職種別年収で職種間における年収の差が大きいので、年収を高くしたい方は、高い年収を期待できる職種を選んで転職することをおすすめします。

競合との平均年収比較

LINEと同じIT業界の競合であるアマゾンジャパン、リクルート、エムスリー、DeNA、メルカリ、クックパッド、楽天、サイバーエージェント、ZOZO、エス・エム・エスと平均年収を比較してみました。

リクルート、エムスリー、DeNA、メルカリ、クックパッド、楽天、サイバーエージェント、ZOZO、エス・エム・エスは2020年度の有価証券報告書を参考にアマゾンジャパンはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
アマゾンジャパン1022万円 ※268名の口コミ回答者の平均値
リクルート950万円
エムスリー870万円
DeNA821万円
メルカリ820万円
クックパッド771万円
LINE770万円
楽天745万円
サイバーエージェント733万円
ZOZO547万円
エス・エム・エス530万円

LINEは今回比較した11の企業の中では8番目に高い平均年収であることが分かりました。

dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとLINEを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

LINEは年俸制の給与体系のため、LINEにボーナスはありません。

実際に、LINEの採用ホームページでは賞与の仕組みについて

『高い成果・貢献があった場合にのみインセンティブ(賞与)が支給されます。年に2回の査定評価の際に、給与改定と併せて検討しています。』

と記載されています。

ちなみに、とある口コミによるとインセンティブは基本給の1か月分もらえればいいほうだそうです。

また、LINEの評価制度については、年に2回360°評価が行われます。ただ、その評価についてはあまり納得性の高いものではないようです。

また、昇給については相当優秀でないかぎりはほとんど期待できないようです。

LINE社員による年収・給与制度への口コミ

LINEの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

自ら動き結果を残していける人には的確にインセンティブに反映されていると思う。そのような人材は入社後も給与は上がるが、そうでない人も多い印象。そのため、頑張る人にとっては納得感はあると思う。
社員全体、エンジニア固有の福利厚生がとても厚い。ラインモバイル、ランチ、マッサージの補助。開発に必要なスペックの個人マシンは申請すれば大体通る。
給料は成果が高く出せれば高く出るので、頑張る人ほど給料がもらえる構成になるかと思います。あとサービスの失敗、成功関係なく、エンジニアをフェアに評価されている仕組みだと思います。

ネガティブな口コミ

基本的には賞与はなく、評価が良ければ多少貰える。業界的な風潮としてダイバーシティやワークライフバランスの面では非常に進んでいる分、給料が高いとは言えない。また評価制度は、成果主義とはなっているものの実際は360°評価の影響でほぼ決まってしまっていると感じている。
中途に関しては入社したときの額からほぼ変わらない。人事異動も昇格もほぼないので、年俸を挙げたかったら転職するしかない。また、評価制度は長い時間をかけて360°評価、上司からの評価、自分の評価を行うが、実質担当執行員のさじ加減できまる。
中途の場合、入社時に交渉しなければ上がる余地は小さい。そのため長期間いるメンバーは少なく、優秀な人間が他の大企業に転職していく様子が頻繫に見られる。また、30歳近いメンバーが既に新卒3年目に抜かれていることは多くメンバーが気づいており、モチベーションを保てず転職することも多い。

LINEで働くメリットとは?

LINEで働く2つのメリットについてご紹介します。

充実した福利厚生がある

LINEには、充実した福利厚生があると言われています。例えば、社内カフェで無料朝食が食べられること、不妊治療における休暇と費用を負担する妊活支援、リフレッシュ休暇に際してリフレッシュ補助金が支給されること、LINEの各種サービスで使用できるLINEのギフトカード給付、LINEMOの回線を各社員1人分まで月額無料にするなどがあります。

また、退職金制度はありませんが、退職金にあたる額を給与に反映させているようです。そのほか、社会保険などの基本的な福利厚生は整っているようです。

ただ、住宅手当がないことには留意が必要です。

大企業とベンチャー企業の中間の性質を持つ

LINEは、良くも悪くも大企業とベンチャー企業の中間性質を保有する大企業です。専門性の高い優秀な人材が各方面にいて何かあれば相談できる点や充実した福利厚生がある点、コンプライアンス意識が非常に高い点などは大企業的な良い側面で、スピード感がある点やかなり自由度が高くフラットな組織風土がある点、ボトムアップで意見を発信することができる点などはベンチャー企業の良い側面だと考えられます。

ただ、縦割り文化が強い点や実力主義で年功序列的な安定感がないことには留意が必要です。

LINEで働く前に知っておくとよいこととは?

LINEで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

給与が上がりにくい

LINEは、中途社員として入社すると給与が上がりにくいようです。昇格することで大幅に年収を上げることができるようですが、昇格のハードルが高いため、なかなか年収が上がらず、一年目は昇給がないことも多々あるようです。

また、ボーナスの代わりにインセンティブがあるようですが、そのインセンティブをもらう基準が非常に高く、インセンティブは全体の3割程度の社員しかもらえないようですので、インセンティブで年収を上げるのもやや難しいです。

LINEに中途入社する際には、年俸交渉で納得できる金額に落ち着かせる必要があることには留意が必要です。

部署によって文化が大きく異なる

LINEは、社内カンパニー制度をとっていることでカンパニー間、部署間で文化が大きく異なるようです。

別部署の話を聞くと同じ会社とは思えないほど文化が異なるようです。部署の雰囲気はもちろんのこと、残業時間や待遇などについても部署によって大きく異なるようです。

そのため、配属される部署によっては働きにくい部署であったり、残業時間が長い部署であったりする可能性があることは否めません。

LINEに向いている人は?

LINEに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 実力主義でのし上がりたい人
  2. 上司に取り入るのがうまい人
  3. 多様性のある職場で働きたい人
  4. 自分から意見を言える人
  5. 変化の激しい環境に対抗できる人
  6. 日本を代表するサービスに関わりたい人

LINEに転職するには?

LINEへの転職は簡単ではありません。LINEへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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