平均年収は628万円!気になるマツダの年収や評判について徹底解説!
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平均年収は628万円!気になるマツダの年収や評判について徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、2020年に創立100周年を迎えたマツダの平均年収やマツダの評判などについて解説していきます。

マツダってどんな会社?

マツダは連結売上高約2.8兆円、連結従業員数約49,700人を誇る、日本のトップ自動車メーカーです。

マツダの公式ホームページによると、マツダのコーポレートビジョンは以下の通りです。

私たちはクルマをこよなく愛しています。

人々と共に、クルマを通じて豊かな人生を過ごしていきたい。

未来においても地球や社会とクルマが共存している姿を思い描き、

どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けています。

  1. カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します。
  2. 地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します。
  3. 挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道(どう)”を極め続けます。

また、マツダのブランドエッセンスは「走る歓び」のようです。マツダの考える「走る歓び」とは、クルマを所有し、共に走り、共に過ごすことで得られる心の満足のことを指していることが採用ホームページに記載してありました。

マツダの事業内容

マツダの2020年度有価証券報告書によると、マツダは連結子会社70社及び関連会社18社で構成されており、自動車及び同部品の製造・販売、並びにこれらに関連した事業をおこなっているようです。

また、マツダの製品は130を超える国や地域で販売されており、グローバル生産台数・グローバル販売台数共に100万台を超える規模を誇っています。

マツダの主要な製品は以下の通りです。

製品概要主な製品
乗用車MAZDA2、MAZDA3、MAZDA6、MAZDA CX-3、MAZDA CX-30、MAZDA CX-5、MAZDA CX-8、、MAZDA ROADSTER、MAZDA MX-30
海外専用車MAZDA2 SEDAN、MAZDA CX-4、MAZDA CX-9、MAZDA BT-50
軽自動車MAZDA FLAIR、MAZDA FLAIR WAGON、MAZDA SCRUM WAGON、MAZDA CAROL、MAZDA FLAIR CROSSOVER

そのほか、商用車や福祉車両も取り扱っているようです。

マツダの労働環境

マツダの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

マツダの社風

オープンワークの口コミによると、

良くも悪くも、地方の大企業。モノづくりに対する情熱や拘りがあり、開発に工数を割けるのが強み。また比較的部門間の垣根は低い。有給消化率・残業時間の少なさ・年収やボーナスといった条件だけ見ればなかなか良い会社である。ただし、マネジメントと収益化が下手で世情にも疎く、全体的に危機感が薄い。
開発と生産の意見が強く、それ以外の部門は彼らの計画や戦略に振り回されることになることが多い。また、全般的にマネジメントやグローバルマーケティングが海外市場からの意見になびくことが多く、国内のマーケティング戦略や販売計画がそれに翻弄されるケースが多々ある。
役員も上司もさん付けで比較的フラットな印象を受ける。ボトムアップの意見も聞いてくれる。むしろ比較的若いころから自分の意見を求められる傾向にあり、積極的な姿勢の人に対しては応援してくれる。
法令順守を徹底している。毎日一人か二人は有給を消化するために休めるし上司によるパワハラ等はすぐに上に報告できるような環境が整っており、ケガや社員の問題行動はすぐ全部署に共有される。
新しいことに挑戦しようとする文化があります。新しい技術の開発や新しい工法を導入しようとする姿勢が強くあると思います。また、近年では自社のブランド価値を高めようと社外への情報発信に力を入れており、社外イベントや工場見学が多く開催されています。

などの意見が寄せられていました。

マツダは広島を中心に事業を展開している企業ということもあり、広島地域に根差した企業です。そのため、広島県民の社員が多く地域貢献活動が活発に行われているようです。

マツダはコンプライアンス遵守の企業であることから、残業時間や労働環境に対することに厳しく、ワークライフバランスを重視している人にとっては働きやすい環境だと考えられます。

一方で、仕事をしたい人にとっては仕事ができないことも多々あるため、バリバリ働きたい人にはやや物足りなさを感じるかもしれません。

また、マツダはフォード社の文化を受け継いでいることもあり、組織としては比較的フラットでボトムアップな側面があります。

ただ、これは部署によっても異なり、縦割りでトップダウンの文化が強い部署が存在することからも一概には言えないことには留意が必要です。

マツダの働きがい

オープンワークの口コミによると

企業規模が大きいため目の前の業務がお客様の価値提供に繋がっていると感じにくい。そのため関連部門との折衝が一番になってしまいやりがいにつながらない。お客様のために仕事を行っているという意識が低い人が多く、協力して価値を創造しようという空気が感じられない。
社内で競争する雰囲気がなく、ゆったりとした文化が強いため働きがいはほとんどない。広島メーカーとして一強ということもあり、地域で他社と比較されることはほとんどない。また、新しいことへの挑戦を積極的に行うことはなく安定志向が強い。
いろいろなことにチャレンジできた。車づくりの初期から量産の品質まで経験し、エンジニアとしての技術力を高めることができた。車づくりは楽しくやりがいがある。また、積極的に行動する人には多くの成長のチャンスがある。
若いうちから割と重要な業務を任せてもらえる。組織的には大きいため、業務自体にそれなりの難しさがあることもあり、成長機会は多いと思う。必然的に考える力がつく。良いか悪いかはともかく社内レビューが多く、様々な指摘や無理難題を押し付けられることもあり、苦しみながらも成長できる。
自分が携わった車を街で見かけるとやはり嬉しい。人に対して自分が作ったんだよ、と目で見て言えるモノづくりであることはやりがいになると感じる。また、車を創る技術力に関してはたくさんのノウハウが蓄積されているため、学ぶことは多いと感じる。
点検等の完了後、お客様と直接お話をする機会が必ずあるため、その際にお客様とのコミュニケーションをとったりお礼を言われたり笑顔を見た時にやりがいを感じる。また、先輩社員などの仲間たちと緻密にコミュニケーションを取りながらその日の作業をこなした時にも働きがいを感じる。

などの意見が寄せられていました。

マツダは競合他社と比較しても少数精鋭の組織となっているため、入社後すぐに仕事を任せてもらえるようです。新人にも仕事を任せる分、OJTの側面は強いですが、その代わりに研修制度などの成長機会が豊富に用意されており、積極的に行動をすればいくらでも成長できる環境が整っています。

一方で、仕事量を自分で調整しないと業務の多さに身体や精神を壊してしまう可能性があることには留意が必要です。

また、車が好きな社員にとってはこの上ない働きがいを感じられる環境のようです。自分の好きなブランドかつ自分の関わった製品が世の中に出ることに大きなやりがいを感じる社員は少なくないです。

ただ、工場のライン作業のような日々同じ業務を行う社員や間接部門で部門間の仲介役のような業務を担当する社員は成果が分かりにくくやりがいを感じる機会は少ないようです。

マツダの平均年収はどのくらい?

マツダの2020年度有価証券報告書によるとマツダの平均年収は約628万円であることが分かりました。

dodaによるとメーカー業界の平均年収が約453万円であるため、マツダはメーカー業界平均と比較して約1.5倍と非常に高い給与水準であると言えます。

ちなみに、メーカー業界の中でも自動車・輸送機器メーカーだけの平均年収は約477万円で、自動車・輸送機器メーカー単体の平均年収と比較してもマツダの平均年収は高水準であることが分かります。

また、マツダの平均年齢は41.5歳で平均勤続年数は16.9年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためマツダは勤続年数が長い企業であることがうかがえます。

これは、マツダでは長年勤めることで安定した給与をもらえることや広島地域における大企業としては一強で他の転職先候補があまりないことが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳426万円333万円~545万円
30歳517万円404万円~662万円
35歳639万円499万円~818万円
40歳730万円570万円~934万円
45歳758万円592万円~971万円
50歳766万円598万円~980万円

マツダでは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。40歳以降で年収1000万円近くを稼ぐ人が増えてきますが、年収1000万円を超えてくる社員の数が限られているようです。

給与水準を大きく高めるためには役職者になる必要がありますが、役職になるのは年齢順であるため、若手のうちは高い給与水準を見込めないことが多いです。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
開発600万円336万円~960万円
技術584万円350万円~960万円
営業613万円380万円~1100万円
事務646万円300万円~1250万円
研究開発607万円425万円~900万円
製造463万円350万円~700万円
設計534万円440万円~800万円
マーケティング719万円480万円~1050万円
生産技術602万円380万円~764万円

マツダの職種別年収では、マーケティング職、事務職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、設計部門、製造部門は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。

ただ、マツダの職種間における平均年収の差はあまり大きくなく、多くの職種で平均年収が600万円台前後ということが分かりました。

競合との平均年収比較

マツダと同じ自動車業界の競合であるトヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、いすゞ自動車、スズキ、三菱自動車、スバル、日野自動車と平均年収を比較してみました。

各社ともに2020年度の有価証券報告書を参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
トヨタ自動車858万円
ホンダ798万円
日産自動車796万円
いすゞ自動車759万円
スズキ665万円
三菱自動車652万円
スバル651万円
マツダ628万円
日野自動車620万円

マツダは今回比較した9つの企業の中では8番目に高い平均年収であることが分かりました。

dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとマツダを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

マツダでは、7月と12月の年に2回ボーナスが支給されるようです。ボーナスの額は基本給の3ヶ月分~5カ月分くらいが相場のようです。

ボーナス額は基本給×係数が75%、個人成績が25%を占めるようなので、基本給が上がらない限りはボーナス額が一気に上昇することはありません。

マツダの昇給は年に1回ですが、基本的には年功序列であがっていくため毎年の昇給額はあまり大きくありません。

評価については半期ごとに目標設定を行い、その達成度を上司との面談によって決定されるようですが、上司によって評価が異なるため公平な評価ではないようです。

また、部署によっては独自の評価制度を取り入れている部署も存在するようです。

マツダ社員による年収・給与制度への口コミ

マツダの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

等級によって給与レンジが決まり、その中で毎期の評価により昇給が決まる。評価はある程度客観性を持ってできるように工夫しようとしている。
実績に対しての評価となり、基本的には適正な評価をしてもらえていると思う。自分の担当業務がマネジメント受けがいいかは少なからず影響すると思うので、いい評価を得るには積極的にいろいろな仕事に顔を出すのがいいと思う。

ネガティブな口コミ

給与は他社と比べて低い。基本的に年功序列で年収が上がっていく。職場で成果を出し活躍したとしても給与に反映されることはほとんどない。同期全て横ばいで上がっていくため、自然と努力する人が減る。最近は業績が悪くボーナス額も減っている。
上司との面談により評定が決まり、昇給額、ボーナス額が決まります。しかし評定の平等性には疑問が残る。結局上司から気に入られればいい評定がつく印象がある。また、少人数の部署の方が昇給が早く、部署をまたいでの平等性は皆無。

マツダの年収や給与制度に関する口コミの多くがネガティブな意見でした。具体的には、

「頑張っても評価に差がないためモチベーションが維持できない」「好評価をもらう人は上司に好かれているかどうか」「給与が同業他社と比較して低い」などの意見が多く見受けられました。

マツダで働くメリットとは?

マツダで働く2つのメリットについてご紹介します。

地元に根差した会社

マツダは良くも悪くも地元の広島に根差した会社です。そのため、広島県民などの中国地方の社員を中心に構成されているようです。また、広島カープのサポータ―会社であるため、広島カープの観戦チケット抽選会やマツダスタジアムの清掃ボランティア活動など、地元広島への貢献活動も多く実施されています。

また、研究開発拠点や生産拠点、自動車試験場が広島を中心に広がっているため、多くの社員は広島で生活を送るようです。

広島が地元の人にとっては地元愛を強く感じられる会社なのではないでしょうか。

ホワイトな職場環境

マツダは、コンプライアンス遵守の企業であるため、ワークライフバランスを重視している人にとっては働きやすい環境です。

残業時間は月10時間~20時間の社員が大半かつ、有給休暇の取りやすい雰囲気があります。上司は部下の有給取得率が評価に関わるため、積極的に有給休暇を取るように促しているようです。

そのほか、社内外の研究機会が多いため若手社員を育ているという文化があることもマツダの特徴です。

マツダで働く前に知っておくとよいこととは?

マツダで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

仕事量に差が生まれる

マツダでは、良くも悪くも仕事のできる社員に仕事を任せる文化があるため、業務量が社員によって大きく異なります。

若手社員でも仕事を任せてもらえるためその点はありがいたいですが、責任ある仕事を沢山任されてしまうことを理由に鬱になる若手社員が後を絶たないようです。

また、管理職は休みがほとんど取れない雰囲気があり、管理職に仕事が集中してしまうことに嫌気を指して転職する人や退職する人が多いようです。

そのほか、仕事を頑張っても年功序列文化の影響で、業務量の違いや成果の違いで評価に差が生まれないことに不満感を募らせる社員も少なくありません。

年収1000万円を稼ぐのは難しい

マツダの平均年収は628万円と、メーカーの中では高い給与水準ですが、自動車メーカーの中ではあまり高いとは言えません。

また、年功序列の文化があり若手のうちはガンガン稼ぐことは難しく、役職になるのを待つ必要があります。

ただ、役職者になっても年収1000万円を稼ぐのはやや難しいようで、ベテラン層が残業をして年収1000万円に届くか届かないかくらいの水準です。

広島という地域の物価から比較すると高い水準ではありますが、年収1000万円を稼ぎたい人にとってはやや物足りなさを感じるかもしれません。

マツダに向いている人は?

マツダに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. マツダブランドが好きな人
  2. 車に関わる仕事がしたい人
  3. 多くの消費者に利用される製品に携わりたい人
  4. ワークライフバランスを重視している人
  5. 広島地域が好きな人
  6. 地域貢献をしたい人

マツダに転職するには?

マツダへの転職は簡単ではありません。マツダへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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