single-blog.php テンプレート
カスタム投稿 お役立ち情報ページ
転職する人に向けてのためになるお役立ち情報
平均年収は485万円!気になる日本生命の年収や評判について徹底解説!
企業研究
本記事では、日本生命の平均年収や日本生命の評判などについて解説していきます。
日本生命ってどんな会社?
日本生命は連結売上収益5.1兆円、連結従業員数約76,700人を抱える、日本でも名高い生命保険会社です。
日本生命は、株式会社ではなく相互会社という形態を採用しています。日本生命の公式ホームページによるとその理由としては、
- ご契約者の利益を最優先するという経営方針に、相互会社の剰余金分配のしくみ(株式会社における株主配当を考慮する必要がなく、剰余金の大部分をご契約者に還元する)が一致するから
- ご契約者に対して確実に保険金をお支払いするために、長期にわたり財務の健全性を維持し、また、安定的な剰余をあげる責任があり、長期的に安定的な経営を行うには、相互会社形態が適していると考えるから
だそうです。
会社形態からも日本生命がいかに信頼される保険会社であるかがうかがえます。
日本生命の事業内容
日本生命の公式ホームページによると、日本生命の業務は「生命保険業」「付随業務・その他の業務」に大別されるようです。
各業務については以下の通りです。
業務区分 | 内容 |
---|---|
生命保険業 | 生命保険業免許に基づく保険の引受け、資産の運用(貸付業務、有価証券投資業務、不動産投資業務)などを行う。 |
付随業務・その他の業務 | 他の保険会社のその他金融業を行う者の業務の代理又は事務の代行、債務の保証、投資信託の販売、確定拠出年金制度における運営管理業務などを行う。 |
日本生命の中心商品は「みらいのカタチ」という商品で、「死亡のリスク」「重い病気や介護等のリスク」「医療のリスク」「老後等、将来の資金が必要になるリスク」に備えられる15種類の保険を自在に組み合わせることで、お客様の一生涯をサポートし続ける商品のようです。
また、「みらいのカタチ」以外にも、「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険」「ニッセイこどもの保険」といった商品や「ずっともっとサービス」のようなサービスなど幅広い商品・サービスを取り扱っているため、お客様のニーズに合わせた商品・サービス提案が可能なようです。
日本生命の労働環境
日本生命の労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。
日本生命の社風
オープンワークの口コミによると、
などの意見が寄せられていました。
日本生命は、昭和的な文化が根強く残る企業文化のようです。スーツ着用や頭髪、マニュキュアなどについては厳しく、毎朝の朝礼が長いです。
また、体育会系気質が非常に強く、上司や先輩の業務命令が絶対という考え方があります。意思決定もトップダウンで決まるため、上から言われたことを的確にこなす人が評価されるようです。
そのほか、組織が巨大なこともあり、意思決定には大きな時間を要するようです。他部署との横連携がほとんどなく、他部署を巻き込む事案については会議などを行って意思決定するため、スピード感はあまりありません。
日本生命の働きがい
オープンワークの口コミによると
などの意見が寄せられていました。
日本生命は、日本最高峰の生命保険会社ということもあり、信頼感が高いです。そのため、新規開拓営業はほかの企業と比較して実施しやすいと考えられます。
契約数が上がれば、給与やボーナスにそのまま反映されるので、頑張った分が返ってくることにやりがいを感じることができるかもしれません。
また、お客様から感謝されることも多いので、自分が契約を取ったお客様に感謝される時にやりがいを感じる人も多いようです。
ただ、若手のうちは会議資料作成や上司の指示に従うことが求められるため、働きがいを感じる瞬間が少ないことには留意が必要です。
日本生命の平均年収はどのくらい?
日本生命は、相互会社で有価証券報告書を公開していないため、オープンワークに寄せられている情報を参考にします。
2021年9月時点でのオープンワークの口コミ(回答者数:843人)によると、平均年収は485万円(年収範囲は108万~1650万円)でした。
※上記の平均年収は口コミ情報ですので、実際の平均年収と異なることや時期によって変化することがあります。
dodaによると金融業界の平均年収が約448万円であるため、日本生命は金融業界の平均値と比較して同程度の給与水準であると言えます。
ちなみに、金融業界の中でも生命保険だけの平均年収は約432万円で、生命保険単体の平均年収と比較すると日本生命の平均年収はやや高い水準であることが分かります。
年齢別の平均年収
2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。
※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。
年齢 | 平均年収 | 想定年収範囲 |
---|---|---|
25歳 | 369万円 | 212万円~640万円 |
30歳 | 501万円 | 289万円~871万円 |
35歳 | 543万円 | 313万円~943万円 |
40歳 | 479万円 | 276万円~832万円 |
45歳 | 388万円 | 223万円~674万円 |
50歳 | 359万円 | 207万円~623万円 |
日本生命は大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。30歳手前で年収900万円近くを稼ぐ人が出始め、35歳前後になると年収1000万円を超える社員が増えてきます。
日本生命では、2年目で副主任になり年収が600万円、6年目で課長補佐になり年収が850万円ほどになるようです。
また、管理職手前で年収1200万円ほどになるようです。
そのため、上記のデータはあまり実態を反映をしきれていないかもしれませんので、ご容赦ください。
職種別の平均年収
2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。
※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。
職種 | 平均年収 | 想定年収範囲 |
---|---|---|
営業 | 412万円 | 108万円~1300万円 |
事務 | 430万円 | 260万円~1150万円 |
コーディネーター | 368万円 | 240万円~1100万円 |
業務職 | 437万円 | 300万円~600万円 |
エリア業務職 | 347万円 | 250万円~500万円 |
企画 | 817万円 | 560万円~1160万円 |
管理 | 881万円 | 550万円~1200万円 |
FC(ファイナンシャルプランナー) | 337万円 | 250万円~550万円 |
運用 | 897万円 | 600万円~1150万円 |
日本生命の職種別年収では、運用職、管理職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、FC職、エリア業務職は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。
日本生命は、総合職とそれ以外で大きく年収に差が出てしまうようです。そのため、年収をあげたい人は総合職で入社することをおすすめします。
全国転勤の可能性はありますが、総合職であれば比較的誰でも年収1000万円を超えることができると考えられます。
競合との平均年収比較
日本生命と同じ生命保険業界であるプルデンシャル生命、ソニー生命、ライフネット生命、アフラック、アクサ生命、住友生命、明治安田生命と平均年収を比較してみました。
ソニー生命、ライフネット生命は2020年度の有価証券報告書を参考に、プルデンシャル生命、アフラック、アクサ生命、日本生命、住友生命、明治安田生命はオープンワークの口コミを参考にしました。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
プルデンシャル生命 | 1203万円 ※180名の口コミの回答者平均値 |
ソニー生命 | 967万円 |
ライフネット生命 | 740万円 |
アフラック | 710万円 ※176名の口コミの回答者平均値 |
アクサ生命 | 517万円 ※129名の口コミ回答者平均値 |
日本生命 | 483万円 ※809名の口コミ回答者平均値 |
住友生命 | 437万円 ※375名の口コミ回答者平均値 |
明治安田生命 | 422万円 ※417名の口コミ回答者平均値 |
日本生命は今回比較した8つの企業の中では6番目に高い平均年収であることが分かりました。
dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較すると日本生命を始め、今回比較した企業の平均年収はやや高水準です。
ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。
ボーナス・評価制度
日本生命の採用ホームページによると日本生命では、年に2回ボーナスが支給されるようです。年間のボーナス合計額は、基本給の約4ヶ月分~7ヶ月分だと考えられます。
ボーナスの額については個人の業績によって変動するため、業績を上げれば高い年収が期待できるようです。
また、年に1回昇給が行われますが、昨年度の売上が反映されるため、昇給についても売上を上げることが必要なようです。
ただ、売上が上がらないと給与カットや退職に追い込まれる可能性があることは念頭に置いておく必要があります。
日本生命の評価制度について、総合職においては基本的に年功序列で評価されるので、あまり意味をなしていないようです。
ただ、評価については上司によるところが大きいので、上司によって評価が変わる可能性は否定できません。
日本生命社員による年収・給与制度への口コミ
日本生命の現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。
ポジティブな口コミ
ネガティブな口コミ
日本生命で働くメリットとは?
日本生命で働く2つのメリットについてご紹介します。
さまざまなバックグラウンドを持った人と出会える
日本生命は、社内で働いている社員はもちろんのこと、関わるお客様についても多種多様な人と関わる機会があります。
保険は誰しもがターゲットとなる商材であることから、普段関わらないような弁護士や官公庁に勤める人、医者や経営者などさまざまなバックグラウンドを持った人と会話をする機会があるようです。
多種多様な人と話すことで臨機応変に対応する力や幅広い知識が身に付くため、人によっては多くの刺激を受けながら働くことができるため、やりがいを感じられるかもしれません。
自分の頑張りが給与に反映される
日本生命は、営業成績がそのまま給与やボーナスに反映されるようです。頑張れば頑張った分だけ高い給与水準が期待できるので、給与に働きがいを感じられる人はありがたい環境かもしれません。
また、頑張った分お客様が増えるので、お客様から感謝される機会が増えるのも良い点だと考えられます。
ただ、ノルマを達成し続けると、ノルマがだんだんと厳しくなってしまうので、ある程度まで行くと年収が上がりにくくなるかもしれません。
日本生命で働く前に知っておくとよいこととは?
日本生命で働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。
トップダウンの企業体質がある
日本生命は、良くも悪くもトップダウンの企業体質です。若手の意見や部下の意見が取り入れられることはほとんどないため、自分から意見を発信している若手社員はほとんどいないようです。
日本生命は、上司の指示が絶対であるため、上司の指示に対して従順に業務を遂行できる人が評価されるようです。
自分で考えて行動したい人にとっては、楽しさややりがいを見いだせないことも多くあるかもしれません。
スピード感がない
日本生命は、歴史のある内資系企業ということもあり非常に保守的でリスク回避的な傾向が強いです。
変革をすることやチャレンジをすること、斬新的な取り組みをすることに対して、それによるリスクの大きさを気にする上司は多いです。
また、縦割り文化が強いため、横連携が必要な場合においては意思決定には大きな時間を擁することは否定できません。
スピード感を持って仕事をすることはやや難しいかもしれません。
日本生命に向いている人は?
日本生命に向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。
- 上司の指示に対して従順に従える人
- 成長よりも安定を重視している人
- 上下関係をしっかり守れる人
- 保険に関連した仕事をしたい人
- 安定した企業で働きたい人
日本生命に転職するには?
日本生命への転職は簡単ではありません。日本生命への転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。
また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。
転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。