平均年収841万円!NTTデータの年収やボーナスについて徹底検証!
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平均年収841万円!NTTデータの年収やボーナスについて徹底検証!

企業研究

2022.01.17

本記事では、日本でも有数のグループであるNTTグループの主要企業NTTデータの平均年収やNTTデータの評判などを解説していきます。

NTTデータってどんな会社?

NTTデータは、売上高約2.3兆円、連結従業員数は約13万を誇り、日本電信電話株式会社を最終親会社とするNTTグループに属しています。NTTデータの公式ホームページによると、NTTデータグループは2018年に創立30周年を迎え、これと同時に「将来にわたるビジネス革新を、技術の活用により、ともに実現するパートナーになる」という思いを込め、新たなグループビジョン「Trusted Global Innovator」を掲げています。

NTTデータの事業内容

NTTデータの有価証券報告書によると、NTTデータの事業は以下のように大別されます

事業セグメント内容
公共・社会基盤分野行政、医療、通信、電力等の社会インフラや地域の活性化を担う、高付加価値なITサービスを提供
金融分野金融機関の業務効率化やサービスに対して、高付加価値なITサービスを提供
法人・ソリューション分野製造業、流通業、サービス業等の事業活動を支える高付加価値なITサービスおよび各分野のITサービスと連携するペイメントサービスやプラットフォームソリューションを提供
北米分野北米を中心に、大規模な企業及び行政へ高付加価値なITサービスを提供
EMEA・中南米分野EMEA・中南米を中心に、企業及び行政へ高付加価値なITサービスを提供
その他中国・APACを中心に、企業及び行政への高付加価値なITサービスを提供

この事業セグメントからお分かりいただけるように、NTTデータはアメリカやヨーロッパを中心にグローバルへ大きな影響力を持っています。

実際、NTTデータグループの拠点は55ヵ国208都市に渡り、海外売上高比率は40%にも上ります。

NTTデータの労働環境

NTTデータの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

NTTデータの社風

オープンワークの口コミによると、

真面目な方が多く、業務を進めながら問題を解決していくようなスタイルは良しとされておらず、何をするにも事前の段取りが大変です、フラットな組織にはなっておらず役職に応じた裁量権にとどまってしまう部分は物足りなさを感じる人もいるかも。
部署ごとによる縦割りの文化が強く、他部署間はなかなか風通しがよくないイメージ。
NTTデータの業務は非常に複雑で、かつ頻繁に変更される社内ルールを遵守せねばならず、小回りの利いた動き方が難しい。また、中途入社の社員にとっては社内ルールを調べたり覚えたりすることに工数がかかり、自己パフォーマンスを発揮しづらい。
中央省庁や大企業をお客様とした大規模案件が多いこともあり、日本社会を支えている意識が強い。不採算案件が発生しても安易に撤退することなく、各所からリソースをかき集めて赤字でもやり抜く責任感のあるSIerであり、その意味ではお客様からも信頼されている。
真面目さがあるのでいいと思う。きちんとした体制なので安心して働く環境にあり非常に良いと思う。新しいことに取り組む環境になっていると思う。
チームワークを基調とする文化があり、個人でバリバリこなすというよりも、全体を意識した行動が常に求められる。

などの意見が寄せられていました。

NTTデータは、NTTグループという歴史のある日系企業集団の一角を担う企業ということもあり、保守的な文化があります。何かを実行するためには社内の承認をいくつも得る必要があるため、スピード感はありません。

一方で、案件の規模は非常に大きく、社会への影響力が大きいことから日本を支えているという意識を持っている社員が多いようです。

また、伝統的な日系企業の文化を色濃く引き継いでおり、終身雇用の風潮や年功序列、部署によって文化が違う、福利厚生が充実しているなどの特徴を有しています。

安定した収入を確保したうえで定年まで勤めあげたい人にとっては居心地の良い環境かもしれません。

NTTデータの働きがい

オープンワークの口コミによると

プロジェクト型で大規模な組織運営ができること、社会的に重要性の高いシステム、大企業のシステムに関わることができるということに働きがいを感じる人は多いと思う。
社会的にインパクトの大きい案件が多いので、社会的使命感を感じることはある。一方で小規模な案件も多く、本当に幅広いビジネスをしているので、飽きのこない会社だと感じる。
社会での公共性の高いシステムに従事できるため働きがいはあると思う。また実力とやる気があればやりたいことを、とことん追求可能となるため目的を持って入社することが大事。
NTTグループで理系が多い堅い会社のイメージを持たれがちだが、チャレンジしようとする人のことを足を引っ張らずに応援してくれる。しっかりした基盤があるので、ヒト、モノ、カネ、データを使って新しいビジネスやチャレンジをする気概があれば、働きがいを持って働ける印象。
社会の重要インフラ作りに関われるといった意味ではやりがいを感じられるかもしれません。しかし、私はそこにやりがいを感じませんでした。周囲も自身の仕事をこなすことにいっぱいいっぱいで自分に仕事がこないようにしている姿勢の人が多かったです。
社内申請など事務処理が多いため、営業スキルが身に付いている実感はない。年功序列が根付いているため、働きにくさを感じることが多い。社内規定に縛られ過ぎて生産性の高い業務はしづらいと感じる。伝統を重んじているため、新しいことを意見すると否定されてしまうことも多かった。

などの意見が寄せられていました。

NTTデータは、プロジェクト型の仕事でその多くが官公庁や大企業のシステム開発なので、社会への貢献性の高さからやりがいを感じる社員が多いようです。

社会インフラを支える仕事に従事したい人にとっては、働きがいを強く実感できる環境と言えるかもしれません。

また、NTTデータは社内調整業務が煩雑なため、生産性の高い仕事ができないことに息苦しさを感じてしまう社員もいるようです。

NTTデータの平均年収はどのくらい?

2020年度の有価証券報告書によるとNTTデータの平均年収は約841万円であることが分かりました。

DODAによるとIT・通信業界の平均年収が444万円であるため、NTTデータは業界平均と比較して約2倍と非常に高い給与水準であると言えます。

また、NTTデータの平均年齢は38.9歳で平均勤続年数は14.8年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためNTTデータは勤続年数が長い企業であることがうかがえます。

これは、NTTデータが年功序列的側面を持っているため、長年勤めることで安定して高水準の給与をもらえること、充実した福利厚生があることが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳514万円417万円~634万円
30歳679万円551万円~837円
35歳839万円680万円~1035万円
40歳935万円758万円~1153万円
45歳950万円771万円~1172万円
50歳939万円762万円~1158万円

NTTデータは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がるようです。35歳になると年収1000万円を稼ぐ人もいるようで、40歳を超えると平均年収が1000万円近くになります。

また、主任以上の社員はほぼ裁量労働制のため約30時間程の残業代が一定で支払われ、繁忙期には、割に合わないと感じる社員も一定数いるようです。

職種別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません

職種平均年収想定年収範囲
エンジニア・SE
699万円280万円~1300万円
営業766万円300万円~1300万円
開発781万円400万円~1223万円
コンサルタント718万円400万円~1200万円
スタッフ873万円500万円~1500万円
企画821万円500万円~1200万円

NTTデータの職種別年収では、バックオフィスであるコーポレートスタッフが一番高い年収であることが分かりました。ただ、NTTデータでは職種による平均年収の差はあまり大きくなく、多くの職種が700万円代~800万円代となっています。

競合との平均年収比較

NTTデータの競合である、野村総合研究所、オービック、日本IBM、アクセンチュア、富士通・NEC・SCSK、TIS、トランス・コスモスと平均年収を比較してみました。

野村総合研究所、オービック、富士通・NEC・SCSK、TIS、トランス・コスモスは2020年度の有価証券報告書を参考に、日本IBM、アクセンチュアはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
野村総合研究所1225万円
オービック933万円
日本IBM913万円 ※682名の口コミ回答者の平均値
アクセンチュア869万円 ※974名の口コミ回答者の平均値
富士通865万円
NTTデータ841万円
NEC829万円
SCSK752万円
TIS717万円
トランス・コスモス458万円

NTTデータは今回比較した9つの企業の中では5番目に高い平均年収であることが分かりました。

たた、日系企業と比較するとNTTデータの平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

NTTデータは、年に2回ボーナスが支給されます。ボーナスの額は、部署の業績と個人の業績によって変動します。そのため、部署によってボーナスの金額に差が生まれているようです。

NTTデータでは、年功序列の気風があります。そのため、主任までは同期と給与額など多くの面で横並びでの昇進昇格のようです。しかし、主任以上では優秀な人が出世するようです。

また、評価制度についても、評価の仕組みはあるものの形骸化しているようで、上司の評価などの定性的な側面があることは否めません。

NTTデータ社員による年収・給与制度への口コミ

NTTデータの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

単純に基本給と残業代で構成されているのではなく、複雑に細分化された項目で給与が構成されている。転職してくるとわかりづらいが、理解ができれば納得感のある内容。また、ボーナス前に評価フィードバックがあり、その内容は適切でボーナス額との関係性がわかりやすいものになっている。
多くの社員は裁量労働制で働いており、残業時間による給与の変動がない。ただし、あまりに労働時間が長いと裁量労働制が適切ではないとして裁量労働制を外されることもあり、残業代が発生する。会社としてしっかり監視してくれている。
給与制度については、基本給は大手企業と同様または少し高い水準であると感じる。ボーナスについては、IT業界が活況であることから比較的高い水準であると感じる。

ネガティブな口コミ

評価はしてもらえるが、それが給与に反映されているかというとそこに直接的なつながりはない。旧日本的な企業ということもあって給与のカーブは遅いと思われる。
事業部内で昇進できる数が決まっているため、実力があっても順番待ちすることがある。ある一定の年数の間に昇格できないと、たぶんそのまま上がるチャンスは訪れない。したがって、実力が適正に評価されているとは考えにくい。
パフォーマンスの違いによる差がつきにくい評価制度。一部の超例外を除いて、最低昇格年数が存在しているため、成果を出し続けても昇格スピードにそれほど差はない。さらに、近年若年層の増加に伴い、管理職任用のハードルは高い。

NTTデータはの年収や給与制度に関する口コミは賛否両論がありました。ネガティブな意見としては、年功序列で給与や役職が変化するためモチベーションが保てないという意見や、評価制度は存在するものの実際は上司の定性的な評価の側面が強くほとんど機能していないといった意見も見られました。

一方で、ポジティブな意見も一定数散見されました。福利厚生が充実していることや給与水準が業界の中ではトップクラスということもあり、給与に不満はないなどの意見が散見されました。

30歳前半頃には各種手当を含めて年収が900万円前後になり、そこから下がることはほとんどないため、その後は安定した高い給与を獲得できます。

NTTデータで働くメリットとは?

NTTデータで働く3つのメリットについてご紹介します。

社会貢献性の高さ

NTTデータは、日本でも有数の企業集団であるNTTグループの一角を担うSIerです。そのため、官公庁のシステムや大企業の社内システムなどプロジェクトの規模が非常に大きいです。

プロジェクトの規模が大きい分、社会インフラを支える仕事に従事していると感じる社員も多く、そこにやりがいを感じているようです、

また、若手でも入社数年でプロジェクトの責任者を任されることがあり、大規模プロジェクトの責任者として責任感のある仕事をすることも可能です。

安定した給与

NTTデータは業界水準と比較しても高い給与水準を誇っています。その理由は、家賃手当を中心とする各種手当が充実していること、ボーナスが約6カ月分支給されることなどが挙げられます。

また、若手であれば主任までは横並びで給与水準が上がります。その後も年次とともにベース給与はあがっていくため、安定して高水準の給与をもうらことができます。

社内の評価としても大きく差がつかないようになっているため、社員の給与としても700万円~900万円がボリュームゾーンと言われています。

ワークライフバランスを実現可能

NTTデータは、残業時間に非常に厳しいです。残業時間が長い社員は要注意人物としてチェックされることもあるそうです。

また、休日出勤をした場合は代休を取得可能であることやテレワーク手当を支給しテレワークを企業として推奨していることからも働き方への意識が高い企業です。

NTTデータで働く前に知っておくとよいこととは?

NTTデータで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

社内調整業務が煩雑

NTTデータの社員口コミで多く見られたのが、社内調整業務の煩雑さについてです。小さなことでも社内の承認を得なくてはアクションを起こせないため、スピード感をもって仕事をしたい人や生産性の高い仕事をしたい人にとっては、モチベーションを欠いてしまう要因になるかもしれません。

また、社内ルールも非常に多いため、入社後は社内ルールを調べることや覚えることに工数を取られてしまうことも日常茶飯事のようです。

良くも悪くもNTTデータは日系大企業であるので、意思決定には慎重で保守的になりがちです。ですので、色々な仕事を手早くこなしたい人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

成長曲線が緩やか

NTTデータは、チームで成果を出すことを大事にしているほか、非常に保守的でがつがつした体育会系の人が少ないです。

そのため、社内での人間関係によるトラブルは少ないようですが、成長意欲の高い社員も少ないのが実態です。

年功序列である程度安定した年収と充実した福利厚生の恩恵を得ることができるため、出世することへのモチベーションが高い人はあまりいないようです。

NTTデータに向いている人は?

NTTデータに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 細かいことに気が利く人
  2. 安定して稼ぎたい人
  3. ワークライフバランスを大切にしたい人
  4. 福利厚生の充実さを重視する人
  5. 日本の大企業文化が嫌いじゃない人
  6. 個人で成果を残すよりもチームで成果を残したい人
  7. 大きなプロジェクトに関わりたい人
  8. 社会貢献したい人

NTTデータに転職するには?

NTTデータへの転職は簡単ではありません。その理由は、NTTデータが転職市場で非常に人気が高いからです。

NTTデータへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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