20代で年収1000万円を目指せる!?セールスフォースの年収を徹底解説!
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20代で年収1000万円を目指せる!?セールスフォースの年収を徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、CRM業界で世界No.1の座に輝くセールスフォースの平均年収やセールスフォースの評判などを解説していきます。

セールスフォースってどんな会社?

セールスフォース・ドットコムは、売上高約2.3兆円、世界15万社以上の顧客基盤を持つ世界No.1のCRM(*1)プロバイダーです。また、北米、西ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域(日本を含む)でCRMの市場シェア第1位を獲得しているCRMのグローバルリーダーです。

*1:CRMとは、顧客関係管理のことを指し、一般的には顧客との良好な関係性を構築していくという思想のもとで使用される顧客管理システムです。

セールスフォースの事業内容

セールスフォースの公式ホームページによると、「クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供」が主な事業内容のようです。セールスフォースでは、クラウドの中でもSaaS(*2)という形態に分類されます。

*2:SaaSとは、利用者が自分に必要な機能だけを選択しその分の費用を払う形態のクラウドサービスです。

セールスフォースが具体的にどの様なサービスを提供しているのか、発注ラウンジの記事を参考にまとめてみました。

提供サービス内容
営業
(Sales Cloud)
顧客管理ツールと営業効率化ツールが内包パッケージ化されており、顧客情報や商談内容を管理・記録が可能な製品。
サービス
(Service Cloud)
ひとつの画面で顧客情報や問い合わせ情報を管理できる製品。
マーケティング
(Marketing Cloud)
一括メール送信やキャンペーン管理などを使い分けることで、ユーザー一人ひとりにあったメールマーケティングを実現する製品。
コミュニティ
(Experience Cloud)
顧客やビジネスパートナー、従業員同士の交流の場を提供する製品。
分析
(Tableau CRM)
データ一覧やグラフへのアクセスをすることで様々な情報を分析し、最適なアクションを提案してくれる製品。
アプリケーション
(Salesforce Platform)
モバイルアプリを開発できる開発プラットフォーム。
コマース
(Salesforce Einstein)
顧客一人ひとりに対応した商品を予測し、レコメンドしてくれるサービス。
プロダクティビティ
(Quip)
タスクやドキュメントを管理・編集できるツールが搭載されていて、コメント機能やチャット機能など、タスクやドキュメント作業をアシストしてくれる製品。

セールスフォースでは、これらのサービスを全世界で提供しています。

セールスフォースの労働環境

セールスフォースの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

セールスフォースの社風

オープンワークの口コミによると、

意欲的な方が多く、また仕事量もある程度多くスピード感がある。ついていけない人には厳しい環境な気がするが、助け合いのカルチャーや質問をしてもいい環境は整っているので人間関係で悩むことは少ない印象。
日本だけでなく、本社共通で「オハナ文化」(家族のようにつながり助け合う精神)を大切にしている。
お客様の成功だけでなく、従業員の成功も大切にしている印象です。大型案件の受注や目標達成、入社○年祝いなどは、メッセージを送り合ってお祝いをしたり感謝を伝える慣習があります。
成果主義であり、成果を賞賛しそれをサポートする風土は根強く、周りの方の成果を必ず褒めて讃える。学習意欲が高く、常に新しいこと勉強し続けている。
全ての部署が「顧客の成功(Customer Success)」を目指しており、企業規模が大きくなった割には部署間のコミュニケーションや風通しもよく、大企業にありがちな部署の細分化・業務範囲の明確化によるグレーゾーンの対応が上手くできていると感じることが多い。
営業関連部隊の動きが成長の要となる上、日本支社が他国と比べ日本の体育会的な文化も混ざっており、営業職はプレッシャーが強くなりがちである。それ以外の部門はプレッシャーが比較的弱まり、ボランティア活動も活発に行われる。

などの意見が寄せられていました。

セールスフォースには、4つのコアバリュー「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「平等」があり、これが全社員に浸透しています。

その中でも、「信頼」に位置する”Ohana”(ハワイ語で家族という意味で、セールスフォースでは従業員同士のことをオハナと呼ぶ)という言葉が浸透しています。これにより、従業員同士がお互いに助け合い喜び合う文化が社内にあるため、困ったときは質問や相談がしやすく、目標達成した際には社員同士で賞賛し合う文化があります。

一方で、セールスフォースは急成長ベンチャー企業ということもあり、営業部署はプレッシャーが大きいようです。他の部署と比較して営業の部署では日本の体育会系の文化が強くあると言われています。これは、実力主義でコミッション制のため個人の数字が自分の報酬に反映されるためだと考えられます。

ただ、ノルマ達成者は毎月20%程度と結果が出せない人が多いようです。

セールスフォースの働きがい

オープンワークの口コミによると

成果を残すとインセンティブが大きいので、やりがいはあります。また、大きな取引を決めると周りからのお祝いのメッセージが飛び交ったりととても良い文化があると思います。
たくさんお金を稼いで時間を仕事にたくさん使い、成長して、お客様を動かす、経営者のITへの投資を仰いでいく楽しさに共感できる人は楽しんでいける。
組織に一体感があり、ポジティブな空気に満ちている。現在においても第一線で成長している企業であり、比較的やる気や能力値が高い人達が集まっているため、自身のスキルアップのためのモチベーション向上につながっている。
若い方でも、様々な努力や苦難を乗り越えて成果を残せば破格の報酬が得られ、30代前半でもマネジメントのポジションが与えられる。
インサイドセールスとしては、特に大きな働きがいは感じづらく、皆昇給に向けてモチベーションを上げている雰囲気があります。
大手外資系の看板を背負っていることにやりがいを感じる。また、売ればその分インセンティブに反映されるという分かりやすい仕組みはモチベーションになっていた。一方で、業務それ自体にやりがいを感じることはなかった。

などの意見が寄せられていました。

セールスフォース社員の働きがいは大きく2つ挙げられます。1つ目が、お客様の成功によるものです。自身の成長がお客様の成長に繋がることにやりがいを感じる社員は多いようです。2つ目が、給与面です。セールスフォースはコミッション制のため、成果を残した分の対価がしっかり支払われます。そのため、インセンティブを得ることをモチベーションに働いている社員も多いです。

他にも、年々サービス領域が広がり提案可能なソリューションに幅広さが生まれたことで、顧客の経営課題を解決に導く提案がより可能となった点にやりがいを感じる社員もいるようです。

一方で、インサイドセールスの業務は事務作業的なものが多く、ルーティンワークをこなしているだけでやりがいを感じるのは難しいようです。

セールスフォースの平均年収はどのくらい?

セールスフォースは有価証券報告書を公開していないため、オープンワークに寄せられている情報を参考に平均年収を算出します。

2021年8月時点でのオープンワークの口コミ(回答者数:124人)によると、平均年収は約1239万円(年収範囲は450万~5860万円)でした。

DODAによるとIT・通信業界の平均年収が444万円あるため、セールスフォースは業界平均と比較して約3倍と非常に高い給与水準であると言えます。

これは、セールスフォースがコミッション制を採用しているため、成果に応じたインセンティブが支払われることが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年8月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳626万円379万円~1033万円
30歳969万円587万円~1600円
35歳1133万円686万円~1870万円
40歳1342万円813万円~2216万円
45歳1678万円1016万円~2769万円

年齢別の年収からお分かりいただける通り、20代から非常に高水準の年収が期待でき、30代では平均年収が1000万円を超えます。そして、40代になると多くの社員が1000万円以上報酬を受け取っているようです。

またセールスフォースでは、個人の努力次第で20代から年収1000万円を目指すことができます。

<h3>職種別の平均年収</h3>

2021年8月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません

職種平均年収想定年収範囲
営業1308万円500万円~5860万円
エンジニア・SE1191万円550万円~2500万円
AE
(アカウント・エグゼクティブ)
1633万円800万円~4000万円

セールスフォースの職種別年収では、AEが最も高く、その次に営業が高いことが分かりました。

営業職はインセンティブの割合が大きいこともあり、年収の範囲が広いのが特徴です。

<h3>競合との平均年収比較</h3>

セールスフォースと同じ外資系IT業界である、グーグル、日本マイクロソフト、日本オラクル、アマゾンジャパン、ブルームバーグ、アップルジャパンと平均年収を比較してみました。

日本オラクルは2020年度の有価証券報告書を参考に、グーグル、日本マイクロソフト、アマゾンジャパン、ブルームバーグ、アップルジャパンはオープンワークの口コミを参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
グーグル1543万円 ※54名の口コミ回答者の平均値
日本マイクロソフト1297万円 ※128名の口コミ回答者の平均値
セールスフォース1239万円 ※124名の口コミ回答者の平均値
日本オラクル1073万円
アマゾンジャパン1022万円 ※268名の口コミ回答者の平均値
ブルームバーグ845万円 ※33名の口コミ回答者の平均値
アップルジャパン598万円 ※75名の口コミ回答者の平均値

セールスフォースは今回比較した6社の中で3番目に高い平均年収であることが分かりました。

とはいえ、どの企業も外資系ということもあり、日本の平均的な給与水準よりも一回り高い給与水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

年俸制で「ベース給与6:インセンティブ4」の割合に分けられます。多くの社員は青天井のインセンティブを獲得するために売上高アップに奔走しているようです。実際、インセンティブで年収を引き上げている社員がほとんどです。

インセンティブは売上を上げた翌月に支払われるため、ボーナスは存在しません。

評価制度は、外資系企業ということもあり、給与に関しては結果がすべてです。結果が出る人にはそれ相応の昇給が与えられる一方で、結果が出ない人への報酬はあまりありません。

ただ、配属によっては成果の出しづらいテリトリーもあるため、昇進昇格に関しては定性面の評価もなされるようです。

セールスフォース社員による年収・給与制度への口コミ

セールスフォースの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

給与は良いと思います。前職に比べてだいぶ良くなりました。インセンティブも余程のことがない限りは見込めるので、安定していると思います。
経歴、年齢、性別にかかわらず成果を出せば評価されますし、先に昇進できます。昇進と同時にもちろん給料も上がります。評価基準がはっきり設定されていますので、社員たちが公平に評価されている感じがします。
インセンティブは明確な基準があり、結果を残した分だけしっかりと反映される。また、基本給も昇格と同時にあがるので、パフォーマンスを出し続ければそれ相応の給与と評価が与えられる。給与に不満を持つ社員は少ないように見受けられる。

ネガティブな口コミ

成果に応じて報酬はもらえる。そこに関して特段不満はないが他の外資に比べるとインセンティブは若干見劣りする印象がある。また、昇進もしづらくなってきている印象。
営業は数字がすべてです。ベースは低いですが売れれば適切な給与が翌月に振り込まれます。ですが、担当地域によるところが大きく、都心が割り当てられるか地方が割り当てられるかは運次第です。しかし、配属に関係なく目標が同じなので不公平に感じる人が多いです。
ベース給与はそこまで高くない。売れないと本当にきつい。売れないと人権がないくらいのマイクロマネジメントを受けるため、泥沼にはまる。

セールスフォースの年収や給与制度による口コミの多くが、「青天井のインセンティブのためモチベーションになる」「担当エリアによって売れるか売れないかが決まるので配属運が給与に影響する」といったものでした。

インセンティブに関しては、年に何回かキャンペーンが実施されるようで、このキャンペーン期間に対象サービスを受注すると通常よりも多くインセンティブが支払われるようです。

とはいえ、給与水準は日系企業と比べると非常に高いため、前職よりも給与が2倍以上になるケースもよくあるようです。

また、福利厚生も充実しているため、給与や福利厚生に不満を持つ社員は少ないようです。

セールスフォースで働くメリットとは?

セールスフォースで働く3つのメリットについてご紹介します。

成長環境がある

セールスフォースは急成長ベンチャー企業ということもあり、若手からの成長環境が整っています。例えば、意欲の高い社員が周りに多いことや、ナレッジ共有が頻繁に行われること、困ったときに周りの人に質問できる環境など、成長したい人にとってはとても居心地の良い環境ではないでしょうか。

セールスフォースは大企業ながらにスピード感が早く変化も激しいのでそこに順応できる人であれば働きがいを感じることができます。

また、頑張れば頑張った分だけインセンティブが発生するので、インセンティブを獲得するために努力する社員と切磋琢磨しあう環境があります。

従業員同士が家族のような一体感がある

セールスフォースでは、”Ohana”という言葉が浸透しています。これは、ハワイ語で家族という意味で、実際にある社員が成果を上げた際や入社5年目などの節目に年には賞賛のメッセージやお礼のメッセージが届くようです。

また、成果が上がらないときには周りの人が助言をくれたり悩み相談にのってくれたりなど家族のようにお互いを支え合う環境が整っています。

そのため、セールスフォース内で働く人で人間関係に困る人は少ないようです。

カスタマーサクセスを追求できる

セールスフォースのバリューの一つに、「カスタマーサクセス」というものがあります。セールスフォースでは、自社の成功をお客様の成功があって成り立つものだという考え方があります。

そのため、社員の多くが自身の成長を顧客の成長に紐づけ、一緒に成長していくことにやりがいを感じているようです。

また、セールスフォースは年々サービスの幅を広げているため、より多くの企業の成功に直面することができます。ですので、お客様の成功をともに喜びたい人にとっては非常にやりがいを感じる仕事ではないでしょうか。

セールスフォースで働く前に知っておくとよいこととは?

セールスフォースで働く前に知っておくとよいネガティブな事項についてご紹介します。

配属の運要素が大きい

セールスフォースは、売上に応じて支払われるインセンティブが年収の多くを占めています。そのため、都心など企業が集まって比較的売上の上げやすい地域に配属された場合は、毎月安定して良いインセンティブが支給されますが、地方など企業が少ない地域では、都心と比較して売上を上げるのが難しいためインセンティブも低くなってしまいます。

また、お客様による当たりはずれも大きいため、担当エリアの運要素があることは否めません。

セールスフォースに向いている人は?

セールスフォースに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. とにかく稼ぎたい人
  2. 成長意欲の高い人
  3. 主体的にアクションを起こせる人
  4. セールスフォースのバリューに共感できる人
  5. お客様と共に成長したい人
  6. 1人でもがつがつ仕事ができる人

セールスフォースに転職するには?

セールスフォースへの転職は簡単ではありません。その理由は、セールスフォースが転職市場で非常に人気が高いからです。

セールスフォースへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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