平均年収は651万円!気になるスバルの年収や評判について徹底解説!
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平均年収は651万円!気になるスバルの年収や評判について徹底解説!

企業研究

2022.01.17

本記事では、「あなたと車どんな物語がありますか?」というフレーズのCMで有名なスバルの平均年収やスバルの評判などについて解説していきます。

スバルってどんな会社?

スバルは連結売上高約2.8兆円、連結従業員数約36,000人を誇る、日本で名の通った自動車メーカーです。

スバルの中期経営計画では、

  1. 個性を磨き上げ、お客様にとってDifferentな存在になる
  2. お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する
  3. 多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす

という3つの2025年ビジョン掲げており、「組織風土改革」、「品質改革」、「SUBARUづくりの刷新」の取り組みを一層加速させることで事業発展を遂げていくようです。

また、スバルらしさとしては、CMでもおなじみのフレーズ「安心と愉しさ」や「環境技術」がキーワードとして挙げられます。

スバルの事業内容

スバルの2020年度有価証券報告書によると、スバルは「自動車部門」「航空宇宙部門」「その他部門」の3つの部門に分類されるようです。

各部門の概要は以下の通りです。

事業部門部門内容主な製品・主な事業事業内容
自動車部門軽自動車、小型自動車、普通自動車並びにその部品の製造、販売及び修理を行う部門。レヴォーグ、インプレッサ、SUBARU XV、WRX、SUBARU BRZ、レガシィ、アウトバック、フォレスター
航空宇宙部門航空機、宇宙関連機器並びにその部品の製造、販売及び修理を行う部門。回転翼機民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を米国ベル・テキストロン社と共同開発し、この機体を共通プラットフォームとして、陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの試作機を開発・製造。2019年に「SUBARU BELL 412EPX」が初受注をしたことを皮切りに陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの量産事業にも着手。
民間機事業ボーイング767、777、787、そして777Xなどの国際共同開発に参画。
航空機システムインテグレーション分野この分野の日本におけるリーディングカンパニーとして、経済産業省および国土交通省により行われた「空の移動革命」官民協議会のメンバーとなり、新しい自律飛行システムの課題や可能性を検討。
その他部門不動産賃貸等を行う部門。

スバルはこれらの事業を海外でも展開しており、グローバルネットワークとしては11拠点を有しています。

ちなみに、アメリカ市場では9年連続でマーケットシェアが前年度より高まっているようです。

スバルの労働環境

スバルの労働環境について、社風と働きがいの観点から解説していきます。

スバルの社風

オープンワークの口コミによると、

柔軟性が低く保身的な行動が安全だと考えている若い人が多く、組織全体としては心配になる。真面目で先輩のいうことをよく聞こうとしている結果かと思うが、学んだことが正しいと考えているため、時代の変化に対する新陳代謝は低い。
年功序列であり、若手が上司より仕事ができていても評価されることがなかなかなく不満が溜まることも少なくない。ただ、教育には力を入れている印象で、研究制度はしっかりしていたと思う。
とにかく上意下達。社内全体の方針として改めようとしているようだが、凝り固まった人が多く、完全な形式上の方針に成り下がっているおり、恐らく改善する見込みもないと思われるため、自分で考えて動きたい人には不向き。
トップダウンの風土が強い。その分何をすればよいかは上から落ちてくる方針に沿ってやっていればよいと言う楽さはあるが、自分から提案してボトムアップで仕事をしたい方には物足りないかもしれない。
過去に無資格問題などが発覚したことがあり、やや過剰なほどコンプライアンスには厳しい。
前例踏襲主義が強く、変えていこうという意識が薄い。また、失敗しないように求められる風土があり、チャレンジを許容する風土はない。

などの意見が寄せられていました。

スバルは、典型的な日系企業の文化を踏襲していると言われています。例えば、年功序列の文化があること、上司に気に入られることが出世や働きやすさに繋がること、保守的で先進的なことを好まないこと、教育環境が整っていることなどが挙げられます。

ただ、スバルではこういった文化に対して変革を促そうという風潮が上層部ではあるようです。そのため、制度改革や文化の刷新に向けた取り組みを行い始めているようですが、現場の雰囲気を変えるには時間が掛かるようでまだまだ上記のような文化が無くなることはなさそうです。

また、スバルでは安全検査の不祥事以来、コンプライアンスや安全に対する意識が高くなり、コンプライアンスや安全に関するチェックは徹底して行われるように意識付けされているようです。

スバルの働きがい

オープンワークの口コミによると

カーメーカーの中で唯一といっていいほど車の技術開発を先んじることに心血を注いでいると感じる。会社の規模が小さいなりに、最新の技術をいち早く市場に投入しなければ明日はないと考えており、その点においては必死さがある。
個人の裁量が比較的大きいため、自分自身のやり方で仕事を進められる。裏を返せば、明確なルールや規定がない業務も多く、非効率に感じる点もある。若手のうちから責任の重い仕事を任せてもらえるので成長はしやすいと思う。ただし、責任は重いがやりがいのない仕事も多々あるため、やりがいの面で不満に感じている人も多いように感じる。
高い認識力と制御を両立するADAS性能を有す技術力があり、愚直な技術者が多いので、自身の技術力を磨き深く追求したいのであればかなりマッチする環境がありますし、働きがいがあると思います。
自分が手掛けたことで日本中、世界中に製造した車が走っているのを見ると誇らしく思える点では働きがいはあると思うが、ライン作業ということで同じ業務の繰り返しになる点は働きがいがない。また、社内でしか使えないような技術になるので転職時に役立つものはなかった。
自分が開発に携わった車が世の中に出ることでやりがいは感じられる。身近な人が自社の車に乗っていろいろと感想を言ってくれると人の人生を豊かにするものをつくる会社にいるのだなと少しは誇りに思える。
自分の思いを形にしやすく製品開発の中に自分のこだわりを取り入れることができます。限定的な組織内での協調意識は高くいい製品開発のための妥協のない姿勢は多くの社員が持っています。

などの意見が寄せられていました。

スバルの仕事は、日本市場のみならず世界市場にまで影響を与える可能性のある仕事です、そのため、自分の仕事が与える影響力の大きさにやりがいを感じる社員も少なくありません。

自分が携わった製品が街中で使用されていたり、CMで見かけるときに誇らしさを覚えることもあるでしょう。

また、カーメーカーということもあり多種多様な車と触れ合う機会があるため、車好きの人からすると自分の好きな車に関わる仕事ができるため、働きがいはあると思います。

そのほか、若手のうちから裁量のある仕事を任せてもらえたり、上司によってはやりたい仕事に挑戦させてくれる人もいるようなので若手社員であっても働きがいを感じる瞬間が多いです。

ただ、部署によってはライン作業などのルーティンワークになることがあり、やりがいを感じる機会が少ない部署があることは否めません。

スバルの平均年収はどのくらい?

スバルの2020年度有価証券報告書によると、スバルの平均年収は約651万円であることが分かりました。

dodaによるとメーカー業界の平均年収が約453万円であるため、スバルはメーカー業界平均と比較して約1.5倍と非常に高い給与水準であると言えます。

ちなみに、メーカー業界の中でも自動車・輸送機器メーカーだけの平均年収は約477万円で、自動車・輸送機器メーカー単体の平均年収と比較してもスバルの平均年収は高水準であることが分かります。

また、スバルの平均年齢は38.9歳で平均勤続年数は16.0年です。ちなみに、労働政策研究・研修機構によると、日本の平均勤続年数は12.4年であるためスバルは勤続年数が長い企業であることがうかがえます。

これは、スバルが年功序列的側面を持っているため、長年勤めることで安定して高水準の給与が支給されることが理由だと考えられます。

年齢別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークによると、年齢別の年収は以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている年齢のみこちらには掲載していますので、全ての年齢を網羅しているわけではありません。

年齢平均年収想定年収範囲
25歳437万円347万円~550万円
30歳543万円431万円~683万円
35歳624万円496万円~786万円
40歳734万円583万円~934万円
45歳904万円718万円~1138万円

スバルでは大きな年収アップは見込めませんが、年齢や勤続年数と共に少しずつ年収が上がると考えられます。40歳では年収1000万円近くを稼ぐ人が出始め、45歳手前になると年収1000万円を超える社員が増えてきます。

また、50歳以上では平均年収が1000万円を超えてくるのではないでしょうか。

スバルは年功序列の文化があるため、30歳前後までは同年代と差がつくことはあまりないようです。主任までは順当に上がれるようですが、その後は試験や実力なども考慮されるようです。

ちなみに、マネージャークラスになると年収1000万円を超えてくるようです。

職種別の平均年収

2021年9月時点でのオープンワークの口コミを参考に職種別の平均年収を算出すると、以下の通りです。

※口コミから算出した金額となり、実際とは異なることもありますのであくまでも参考程度にご覧ください。また、口コミに掲載されている職種のみこちらには掲載していますので、全ての職種を網羅しているわけではありません。

職種平均年収想定年収範囲
開発652万円440万円~1430万円
技術562万円320万円~1200万円
製造484万円350万円~850万円
設計532万円400万円~700万円
生産技術530万円430万円~600万円
事務570万円300万円~840万円
営業562万円280万円~720万円

スバルの職種別年収では、開発職、営業職の順に平均年収が高いことが分かりました。一方で、事務職、製造職は今回比較した職種の中では最も低い平均年収でした。

ただ、スバルの職種間における平均年収の差はあまり大きくなく、多くの職種で平均年収が500万円台ということが分かりました。

競合との平均年収比較

スバルと同じ自動車業界の競合であるトヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、いすゞ自動車、スズキ、三菱自動車、マツダ、日野自動車と平均年収を比較してみました。

各社ともに2020年度の有価証券報告書を参考に年収を比較してみました。

企業名平均年収
トヨタ自動車858万円
ホンダ798万円
日産自動車796万円
いすゞ自動車759万円
スズキ665万円
三菱自動車652万円
スバル651万円
マツダ628万円
日野自動車620万円

スバルは今回比較した9つの企業の中では7番目に高い平均年収であることが分かりました。

dodaの調査によると日本の平均年収は約409万円であるため、日本の平均年収と比較するとスバルを始め、今回比較した企業の平均年収は高水準です。

ただ、各会社毎に事業規模や収益性、給与制度などが異なるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

ボーナス・評価制度

スバルでは、7月と12月の年に2回ボーナスが支給されるようです。ボーナスの額は業績によって左右されるようですが、何をすれば高い評価になるのかは不透明なようです。

ボーナスの合計額は基本給の約4か月分~約6か月分と考えられます。

スバルは年に1回昇給があるようで、その額は5000円前後だそうです。

基本的には年功序列で上がっていくようですが、近年は実力主義の比率が増えているようです。

評価制度は、MBO評価を取り入れており、年初の目標に対する達成度で評価されます。ただ、上司による恣意的な評価があることは否めません。

スバル社員による年収・給与制度への口コミ

スバルの現社員・元社員から寄せられた年収に対する口コミをオープンワークを参考にご紹介します。

ポジティブな口コミ

寮が整備してあったりと、福利厚生はとても充実している。評価は大体同じような評価で給料にはなかなか反映されないが、直属の上司はよく見てくれていると思うので、昇進などのタイミングには影響していると思います。
今までは年功序列的な考え方でしたが、近年の働き方の改革で成果主義にシフトしています。今後は若い人も多くの成果を上げれば報われる制度に変わりつつあります。

ネガティブな口コミ

給与水準は自動車業界としては平均値、完成車メーカーとしては中の下あたり。評価としては成果を上げていればきちんと評価される印象。特に周りを巻き込んで仕事をする人を高く評価しているように感じる。上が詰まっているので、成果を上げられないと昇格は厳しい場合がある。
上場製造業の一般水準ではありますが、他の完成車メーカーと比較すると給与水準は低いと思われます。年収に占めるボーナスの割合が高いので、業績が悪い際には年収水準が下がります。また、評価については上司に気に入られるかどうかが評価の大半を占めるので、実力がない方でも役職に上がる場合が多いです。

スバルの年収や給与制度に関する口コミは賛否両論がありました。ただ、ネガティブな意見がやや多く見られ、ネガティブな意見としては、「完成車メーカー業界の水準と比較すると高いとは言えない」「主任になるまでは安月給で働かなくてはならない」「年功序列で頑張ってもあまり報われない」等の意見が多く見受けられました。

現在スバルでは年功序列型の評価体系から実力主義型の評価体系へと移行を進めているようですが、大企業ということもあり実力主義の評価体系が社内末端まで浸透するには時間がかかりそうです。

スバルで働くメリットとは?

スバルで働く2つのメリットについてご紹介します。

多くの人が利用する製品に関わることができる

スバルの車は多くの人に利用されています。そのユーザーは日本国内だけでなく海外にも広がっており、自分が関わった車種が多くの人に利用されることも少なくありません。

そのため、多くの人に影響を与える業務に対してやりがいを感じる社員も少なくないようです。

また、街中で自社製品を見かけるときや友人知人から自社製品に対する感想をもらうとき、CMで自社製品が流れてくるときなど、自社製品と触れ合う機会はプライベートでも多いため、その点に誇らしさを覚える社員も多いようです。

好きなことを仕事にできる

車が好きな人にとってスバルで働くのは非常に魅力的だと考えられます。最新の技術を取り入れた車や変わった特徴を持つ車に触れる機会がある他、試験走行という名目で一日ドライブをすることもできるようです。

また、他社の車を研究する機会もあるようなので、車が好きな人にとっては非常に働きがいのある楽しい職場環境なのではないでしょうか。

スバルで働く前に知っておくとよいこととは?

スバルで働く前に知っておくとよい2つのネガティブな事項についてご紹介します。

トップダウンの企業体質がある

スバルは、トップダウンの企業体質があります。上からの指示については優先度高く遂行することが求められ、上が右といったら右を向くような社風です。

若手の意見やボトムアップでの意見はあまり通らず、指示通り仕事をする人が評価されることも多いようです。

自分で考えて意見を発信しながら仕事をしたい人にとっては物足りなさを感じる職場環境かもしれません。

会議が何かと多い

スバルでは、「認識合わせ」という名の会議が非常に多くあるようです。会議のたびに関係者が増えていき、担当者は社内調整だけでも大きな時間を使うようです。また、関係者が多いことに付随して、何かを推し進める際には関係者各位の承認を取る必要があるため、意思決定には時間がかかります。

また、意思決定する際も難易度が高いが体裁の良い方向で意思決定されることが多いため担当者の裁量で決めることが難しいことが多々あるようです。

そのほか、不祥事以来コンプライアンスについて厳しすぎるといっていいほど厳しくなっているためスピード感を持って仕事をすることは難しいと言わざるを得ません。

スバルに向いている人は?

スバルに向いている人は以下の特徴がある人です。あくまでも考察ですので、転職の参考程度にしてください。

  1. 安定志向のある人
  2. 細かいところに注意がいく人
  3. マニュアル通りに仕事をこなせる人
  4. 実力主義よりも年功序列の会社で働きたい人
  5. スバルブランドが好きな人
  6. 車が好きな人

スバルに転職するには?

スバルへの転職は簡単ではありません。スバルへの転職を成功させたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントでは、実績の豊富なキャリアアドバイザーが内定まで手厚くサポートしてくれます。面接対策などの選考対策も行ってくれます。

また、転職エージェントだけの非公開求人をご紹介することも可能です。あなたの希望に合った求人が低倍率で見つかることもあります。

転職エージェントは求人の数や対策の手厚さなどの質が異なるため、複数の転職エージェントを活用しながら転職活動を行うことをおすすめします。

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